【行事名】
「健自然観察会」 「ウミホタルの発光を見よう」 ●美浜・南知多ブロック主催
【日 時】
2016年8月6日(土) 18:30〜21:00
【場 所】
集合:南知多町聖崎公園P
【天 気】
晴れ
【担 当】
大矢(晃)、大矢(美)
【参加者】
一般50名(大人25名、子ども25名)、大井まちづくり協議会3名、町職員1名、大高緑地自然観察会指導員など4名
指導員6名、【指導員:浅井一、岩橋、大矢晃、大矢美、田中達、永田孝】
【内 容】
観察会当日は、昼間のうだるような暑さとは打って変わって海風が涼しく感じられ、観察会にはちょうどよい気温となりました。今回の観察会には19家族50名の方々にご参加いただきました。聖崎公園駐車場での受付ののち、会場となる弘法大師像が見える長谷崎まで歩いて移動しました。ウミホタル捕獲のため、まだ明るいうちに、豚のレバー、鮭の切り身や薄皮を剥いだチクワなどを入れたガラス瓶の罠を、海底が砂地の海中に沈め30分ほど待ちます。ウミホタル捕獲までの間、三河湾内の対岸4ヶ所で開催されていた花火大会も見ることができた。子どもたちは指導員が捕獲したアカテガニに実際に触れて、雄雌の見分け方などを観察しました。
ガラス瓶を海中に入れ約30分経過した頃、ウミホタル捕獲のための罠を引き上げると、仕掛けたエサによってウミホタルの入っている数が違うのがよくわかりました。今回の仕掛けたエサの中では、紀文のチクワにウミホタルが良く入っていました。ウミホタルの発光を見るためには刺激が必要なため、ウミホタルの入ったバケツの水をコンクリートに流して刺激を与えるとウミホタルは青白く光り、参加者からは歓声が上がりました。
ウミホタルは顎脚綱(がくきゃくこう)・貝虫亜綱・ミオドコパ上目・ミオドコピダ目・ウミホタル科ウミホタル属に属する甲殻類で、この辺りでお盆過ぎ頃から秋にかけて海面で見られる夜光虫(海洋性のプランクトン)とは別の種類です。(記:田中達)
【観察した生き物】
ウミホタル、アカテガニ、クサフグ、フナムシ
【観察会の様子】
【左】 観察会の開始の挨拶と予定説明 【右】ガラス瓶の罠の準備
【左】 ちくわを入れた罠 【右】引き上げたガラス瓶に興味津々
【観察会続き】
【左】網の底に見えるのがウミホタル 【中】ウミホタルが青白く発光しています 【右】ウミホタルの発光
【左】夏休みの自由研究のため持ち帰りました 【中】アカテガニ 【右】産卵後のクサフグ(痩せている)
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