【行事名】
山海川生き物観察 ●南知多町環境課主催
【日 時】
2016年7月16日(土) 9:30〜11:40
【場 所】
山海ふれあい会館P⇒周辺用水路⇒山海川(清水橋周辺)
【天 気】
晴れ
【担 当】
田中(達)、森田(博)
【参加者】
指導員9名、一般18名(大人6名 子ども12名)、町職員3名
(指導員:浅井(一)、大矢(晃)、門脇(重)、金内、榊原(正)、榊原(靖)、田中(達)、古川、森田(博) )
【内 容】
東海地方でもそろそろ梅雨明けかと言われ始め、たいへん暑い中、6家族18名の参加者があり、昨年に引続いて2回目の山海川生き物観察会が開催されました。今回の参加者は全て南知多町内からの参加でした。
観察会開始の挨拶と予定説明ののち、山海川まで農道を歩きながら、途中途中の用水路で生き物の採集、草花や飛び交う昆虫などの観察をしながら山海川まで向かいました。周りの田んぼでは稲が順調に育っており、あぜ道ではシロツメクサが可憐な花を咲かせ、アオサギの飛翔も観察できました。
山海川までの用水路では、アメリカザリガニや変態したばかりの小さなカエルがたくさん見られ、子どもたちは夢中になって採集していました。M指導員のすくうタモ網の中の獲物が特に気になるのか、多くの子どもたちの注目の的となっていました。
山海川本流では、減水した川底に潜んでいる大きなフナや水面を行き交うハグロトンボが観察できました。ハグロトンボについては、参加者から「初めて見た。」「こんな綺麗なトンボが昔からいたのか。」などの感想が聞かれました。また、最近ではこの知多半島内でもめっきり少なくなったと言われるウマノスズクサがこの場で観察でき、参加者からは「この植物は食虫植物なのか。」などの質問を指導員にしていました。
ふと、あぜ道を見ると「紫色のシロツメクサ」が咲いているのを見つけ、気になったので後で調べてみると、ムラサキツメクサ(紫詰草)、和名ではアカツメクサとも呼ばれ、一般的には赤クローバーと言われるそうです。参加したお母さん方により即席のシロツメクサの指輪と腕輪づくり教室が開催されるなど、思い思いの楽しみ方を見つけられた観察会だったと思います。(記:田中達)
【観察した生き物】
◎水辺の植物
オモダカ、シロツメクサ、アカツメクサ、ガマ、ウキクサ、ウマノスズクサ、オニユリ、コスモス
◎魚
メダカ、ボラ、フナ、マハゼ、ゴクラクハゼ、スミウキゴリ、ヌマチチブ、ウナギ、マドジョウ、スズキ、カワアナゴ
◎昆虫
コオイムシ、ハグロトンボ、ハグロトンボヤゴ、シオカラトンボ、ミズグモ、ジャコウアゲハ、ナミアゲハ、ガガンボ、
◎その他
トノサマガエル、ダルマガエル、ヌマガエル、テナガエビ、ヒラテテナガエビ、スジエビ、ミゾレヌマエビ、ヒメヌマエビ、マルタニシ、マシジミ、サカマキガイ、イシマキガイ、クロベンケイガニ、アメリカザリガニ(要注意外来生物)
【観察会の様子】
【左】 用水路で採集 【右】何か見つかるかな
【左】 たくさん捕まえました 【右】指導員の見つけた生き物に興味津々
【観察会続き】
【左】山海川本流での採集 【中】膝まで入って採集できたよ 【右】シロツメクサとアカツメクサを採取
【左】 お母さんたちの腕輪づくり教室 【中】シロツメクサの指輪 【右】シロツメクサの腕輪
【左】小さな子どもも楽しんでいます 【中】フナを触りました 【右】わかちあい
【左】優しく触ってね 【中】仲良く観察しました 【右】ハグロトンボ
【左】カワアナゴ 【中】大きなウナギ 【右】ヒラテテナガエビなど
【左】ウマノスズクサ 【右】オニユリ
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