【行事名】
「クサフグの集団産卵を見よう」
【日 時】
2016年6月4日(土) 15:00〜16:00
【場 所】
南知多町 聖崎公園
【天 気】
晴れ
【担 当】
大矢(晃)、田中(達)
【参加者】
一般18名(大人9名、子ども9名)町環境課職員1名
(指導員:大矢(晃)、大矢(美)、田中(達)、宮内)
【内 容】
受付準備のため観察会開始の30分前までには海岸に到着して、クサフグの状況を見ていましたが、まばらに見ることができるだけで、事前に作成した資料のようにクサフグが集まるのか半信半疑でした。しかし、午後3時を過ぎた頃からクサフグが集まりだし、午後3時半を過ぎた頃から何かスイッチが入ったかのように一斉に産卵が始まりました。押し寄せる波のリズムに合わせて、クサフグは波打ち際を行ったり来たりしながら水しぶきを上げ産卵をします。クサフグの産卵がピークを迎えた頃、担当指導員の合図で波打ち際まで降りて観察をしました。一斉に産卵が始まると波打ち際は白く変色し、あれだけ警戒心の強いクサフグも、人が近づいた程度では逃げないのは本能なのでしょう。また多くのクサフグは傷だらけの状態でした。今年も無事にクサフグ産卵観察会は終了しましたが、このクサフグの集団産卵がずっと見られる環境を守って行きたいです。(記・田中達)
【観察会の様子】
【左】水しぶきを上げて産卵が始まりました 【右】クサフグの産卵の様子
【左】クサフグの産卵の様子(アップ) 【右】クサフグの集団産卵を間近で観察
【観察会続き】
D放精により白濁した波打ち際
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