【行事名】
干潟の生き物 ● 美浜町環境保全課主催
【日 時】
2015年6月14日(日) 9:30〜11:45
【場 所】
美浜町JAあいち奥田農協P⇒山王川河口部の干潟、砂浜周辺
【天 気】
曇り
【担 当】
森田(博)、田中(達)
【参加者】
一般39名(大人20名 子ども19名)、町環境課職員3名
(指導員:森田(博)、大矢(晃)、大矢(美)、田中(達))
【内 容】
梅雨の晴れ間の穏やかな1日となり、集合場所のあいち知多農協奥田支店駐車場には、15家族、39名の一般参加者に集まっていただきました。指導員から今回の観察会の予定説明があり、車で山王川河口の樋門近くの駐車場まで移動しました。美浜町環境保全課職員に持参していただいた双眼鏡を使用したチゴガニのウェービング観察を楽しみ、もてるチゴガニはウェービングに違いがあるなどの説明を受けましたが、私にはその違いがわかりませんでした。ウェービング観察を終え、砂浜に移動し、指導員から危険な生きものや観察の注意点が示され、その後、参加者のみなさんには自由に採集を楽しんでいただきました。また、知多半島ケイブルネットワークさんが、観察会の取材に駆けつけてくれたので、参加者のみなさんは採取に気合が入っていました。昨年の観察会と比較して少ないながらもアマモが再生されていたため、クサフグやスズキなど数多くの稚魚を採取することができました。採集された生きものについて参加者で分かち合いをしたのち、リリースして閉会しました。閉会後もいくつかのご家族は海辺に残って遊んでいました。(記・田中達)
【観察した生き物】
◎魚の仲間
ヨウジウオ、クサフグ、スズキ、ボラ、ギンポ、メバル
◎ホヤの仲間
シロボヤ
◎ウニ、ヒトデ、ナマコの仲間
ハスノハカシパン、スナヒトデ、モミジガイ
◎節足動物
タカノケフサイソガニ、ケフサイソガニ、チゴガニ、コメツキガニ、イシガニ、イソガニ、マメコブシガニ、モクズガニ、ニホンスナモグリ、アナジャコ、エビジャコ、テッポウエビ、コブヨコバサミ、ユビナガホンヤドカリ、イワフジツボ、シロスジフジツボ、フナムシ、フクロムシ フクロムシ
◎貝やイカ、タコの仲間
ウミニナ、ヘナタリ、タマキビ、ツメタガイ、マガキ、アサリ、ムラサキイガイ、フトヘナタリ、ヤマトシジミ、ハマグリの仲間、ヒメイカ
◎ゴカイの仲間
タマシキゴカイ、スゴカイイソメ、タマシキゴカイの卵
◎クラゲやイソギンチャクの仲間
タテジマイソギンチャク
◎海藻類
アナアオサ、キョウノヒモ、ワカメ、ヒジキ、タンバノリ
◎種子植物
アマモ
【観察会の様子】
【左】集合と観察会の予定説明 【右】チゴガニの観察
【左】観察の注意点説明 【右】知多半島ケーブルネットワークさんの取材
【観察会続き】
観察会の様子
【左】ハマグリの仲間 【中】ニホンスナモグリ 【右】テッポウエビ
【左】シロボヤ 【中】スズキ幼魚 【右】クサフグ幼魚
【左】Mアマモ 【右】Nヒメイカ
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