【行事名】 灯火に集まる虫と鳴く虫の音を聞こう
【日 時】 2016年7月15日(金) 19:00〜21:00
【場 所】 大府市 あいち
【天 気】 曇り
【担 当】 春日(欠)、水野利
【参加者】 一般 20 名(大人 10 名, 子供 10 名)
(指導員:水野利、水野恭、藤井、岩本、竹内秀)
【内 容】
今年は梅雨明けが遅くなるという天気予報。前日の早朝や前々日には雨も降り、当日は日中は曇り。何となくむしっとした日で「戦果」の期待をして森へ入っていく。例年になくコナラの木の回りに粉が散っている。カシノナガキクイムシがコナラの木の中に進入しているのだ。空いている小さな穴から密が吹き出しているものもあったが、暗がりの中で明らかに葉が縮れて枯れかかっていると思われる木もたくさん見られた。樹液の出るところは少なく、コガネムシたちが集まるレストランは少し見られた。追い打ちをかけるようにカブトムシゲットの大人たちが行ったあとだったようで、カブトムシが1対、コクワガタが数頭いて何とかじゃんけん大会はできホッとした。蜘蛛の巣にかかっているコクワガタもいた。
カマドウマ、オオゾウムシ、コロギスなど毎年見られるものが目にできないのは何だか心配。20日頃にならないといけないのだろうか。セミの羽化が始まっているものがなく、かろうじて今から羽化しようとするものが3頭いた。真っ黒の目がチャーミングポイントである。ニイニイゼミの抜け殻が多くみられたがアブラゼミのそれは少なかった。(記・竹内秀)
【観察した生き物】
◎昆虫
森の中で⇒モモスズメガ・フクラスズメガの幼虫、シブイロカミキリ、ウスバカミキリスジカミキリ、キマダラカミキリ、ミカワオサムシ、サビキコリ、キマワリ、ゴミムシ、ゴミムシダマシ、ヨツボシケシキスイ、コクワガタ、ノコギリカミキリ、ヤマトゴキブリ、モリチャバネゴキブリ
【観察会の様子】
(準備中)