【行事名】 「春を感じている生き物たちに会おう」     ●東浦町環境課主催

【日 時】 2016年4月02日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 東浦高校北
【天 気】 晴れ
【担 当】 岩本、竹内秀
【参加者】 一般:一般 2名
      (指導員:榊原正、古川、浅井一、岩本、桑村り、竹内秀)
【内 容】
 田んぼや林のふちの小道を歩きながら春の生き物を探して歩きました。
 富士塚では、タチツボスミレやカマツカを確認。
 自然交配の様々なサクラたちが満開の微笑みで迎えてくれました。背比べをしているツクシたち。イタドリの芽生えがおいしそう。(これは後でジャムにしていただきました)小道で、タネツケバナの外来種ミチタネツケバナが見つかりました。また、ヒメブタナが数多く見られました。ミミナグサは見つかりませんでした。これはとても少なくなっているそうです。(ミミナグサはオランダミミナグサに比べて、がくや花茎の赤茶色が濃い)アケビやミツバアケビの花がひっそりと咲いていました。田んぼ脇の水溜の水槽でミジンコウキクサらしいものを見つけました。カマキリの赤ちゃんが卵からわらわらと出てきていました。
 田んぼも道端もなじみの春の野草が多く見られました。チガヤの草原ではワラビのS字の芽生えがたくさん見られました。いつもの春がめぐって来ていることを感じうれしいねと確かめ合って解散しました。
 なお、開会に先立って、サンショウウオの卵の観察会をしました。(後段参照)  (記・竹内秀)

【観察した生き物】
◎植物
 コオニタビラコ、オニタビラコ、レンゲ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサ、シロツメクサ、キュウリグサ、オオイヌノフグリ、タチツボスミレ、スミレ?、フモトスミレ、タネツケバナ、ミチタネツケバナ(外来種)、ナズナ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オオジシバリ、ホトケノザ、アケビの花、
◎昆虫
モンキチョウ、ナナホシテントウ、ナミテントウ、モモブトカミキリモドキ、ヒラタアブ、ツチイナゴ
◎鳥
 ツバメ、ホオジロ、カワラヒワ、ヒヨドリ、メジロ、ツグミ、ムクドリ、アオジ、シジュウカラ、アオサギ、ハシブトガラス、カワラバト、シロハラ

【観察会の様子】

【左】担当指導員の始めのあいさつ。 【右】タンポポとオオジシバリの花。似てるけど違うよね…


【左】スズメノエンドウとカスマグサの違いを撮る   【右】はてな(?)マークのワラビ



【観察会の様子-追加】

【左】ミツバアケビの花を撮る 【中】フモトスミレがあった 【右】れんげ…昔は春の代名詞


【左】道ばたのスミレを撮る 【中】ミジンコウキクサを撮る 【右】毎年、ほぼ、同じ状態なのに話はとぎれることはなし


【左】遅くまで残るコガモがいた  【中】モモブトカミキリモドキがタンポポにいっぱいいた
【右】途中で作った花輪。自宅のわんちゃんのお土産になった。写真クリック→花輪部分が拡大




 サンショウウオの卵  ※ 観察会開始前の観察会


【左・右】わざわざ、今朝採集し、持参してくれた卵。手は持参した指導員のA氏


【左・右】同上卵の接写。まだ、赤ちゃんの姿は定かでない。種名は…東京、尾張、霞…何でもよし


【左・右】当然、参加した指導員は興味深く観察。両生類の卵だから、ある意味、カエルの卵に似てる…

※ 観察会終了後、この卵は元の生育場所にちゃんと返されました。指導員ならば当たり前のことです…


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