【行事名】 「須賀川の中をのぞこう(外来種について)」     ●東浦ブロック主催

【日 時】 平成27年8月22日(土)9:30?11:30
【場 所】 集合:東浦町南部ふれあいセンター駐車場
【天 気】 晴れ
【担 当】 水野恭、田中央
【参加者】 一般:大人2名
      (指導員:大矢晃、岩本、桑原、榊原正、田中央、水野恭、森田博)
【内 容】
 本日の観察会は、小学校の出校日と重なってしまったため、小学生の参加者は0名でしたが、大人だけで観察会を開催しました。
 須賀川は、タイリクバラタナゴが多く採集できる川でしたが、本日の観察会ではあまり採集できませんでした。反対にフナが以前にまして多く採集できました。
 川に入ると一番に目にはいったものがアレチウリでした。川の土手を覆うように繁茂していました。また、浮草が一部、川を覆っている場所がありました。後で調べたところ「ナガエツルノゲイトウ」という植物でこの植物もアレチウリと同様に特定外来生物であると判明しました。昨年以上に外来種が川を占拠しており、とても残念に思いました。外来生物を減らし、絶滅危惧種の数が増えるように地域みんなでこの川を守ってもらいたいと思いました。
【観察した生き物】
 ☆魚類:ギンブナ、モツゴ、タイリクバラタナゴ、スミウキゴリ、ドジョウ、カダヤシ、ボラ
 ☆甲殻、昆虫類:アメンボ、ウスバキトンボ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、アオスジアエハ、ゴイシジミ、ツクツクボウシ、オオカマキリ、テナガエビ、スジエビ、ヌマエビ、アメリカザリガニ
 ☆その他:アレチウリ、ニラ、ナガエツルノゲイトウ
 ☆観察した外来種:タイリクバラタナゴ(要注意)、カダヤシ(特定)、アメリカザリガニ(要注意)、ミシシッピアカミミガメ(要注意)、アレチウリ(特定)
(記:水野恭)            
【観察会の様子】

【左】手前のこんもりした植物群落がナガエツルノゲイトウ   【右】流れが遅いところにはカダヤシがちゃんといた…(^_^;)
※ ナガエツルノゲイトウのナガエとは…花柄が長いということらしい…多分正解?


【左】ヒゲが無かったのでフナ。太陽の光で銀色に輝いていた  【右】希少種を求めて頑張った。ドジョウやナマズも希少種…?


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