【行事名】 夏の生き物に会おう 主催 東浦町

【日 時】 平成27年7月4日(土)午前9時30分から11時30分
【場 所】 東浦町 東浦自然環境学習の森
【天 気】 小雨
【担 当】 水野恭、田中央
【参加者】 17名
   (指導員:伊藤岱、岩本、門脇、田中央、水野恭、山田絹)
【内 容】
 観察会当日は、小雨が降り湿度も高く、いかにも梅雨のような天候でした。また、前日の雨もあり地面がぬかるんでいたため、観察会を実施できるか心配でしたが、なんとか実施することができました。
 観察会を実施した東浦自然環境学習の森は、東浦町役場より約1km離れた位置にあり、昔ならではの自然環境を残すためにさまざまな保全活動をしている施設です。ここには、充分な自然が残っており、少し散策するだけで気軽に多くの生き物を観察することができます。
 駐車場の側の土手には、今年もオタマジャクシからカエルになったばかりのヌマガエルの子どもがぴょんぴょん跳ねており、私たちを出迎えてくれました。東浦新池の東側道路は、綺麗に草刈がされていたため、昨年のようなクズに集まるゾウムシなどは捕まえることができませんでした。また、東浦新池の周辺にはコシアキトンボやシオカラトンボ、ハグロトンボを始めたくさんのトンボを観察することができました。カブトムシはまだ時期が早かったようで捕まえることができませんでしたが、ノコギリクワガタを3匹捕まえることができました
。  最後に観察できた生き物の解説をして観察会は無事終了しました。今年の観察会は、例年同様にトンボやチョウを観察することができただけでなく、自然環境学習の森には多くの生き物が生息していることを再認識するとともに自然の素晴らしさを改めて感じることができた観察会でした。 (記・水野恭)
【観察した生き物】
◎昆虫
  シオカラトンボ(オス、メス)、オオシオカラトンボ、チョウトンボ、コシアキトンボ(オス、メス)、ムギワラトンボ、オニヤンマ、アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、アカタテハ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、エンマコオロギ(幼生)、ショウリョウバッタ(幼生)、ツチイナゴ、コガネグモ、ジョロウグモ、オジロアシナガゾウムシ、ゴミムシの仲間、キマワリ、ノコギリクワガタ(オス)、カナブン、ハクテンハナムグリ、コガタスズメバチ、ゴマダラカミキリ、ノコギリカミキリ
◎植物
クズ、アシ、ガマ、グミの木
◎その他
 ツバメ、ハシボソカラス、スズメ、アマガエル、ヌマガエル、アメリカザリガニ、タニシ類
【観察会の様子】
 
【左】コシアキトンボ     【右】ハラビロトンボ

 
 エンマコオロギ ♂ 


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