【行事名】 「竹の芽吹きを観察しよう」

【日 時】 2015年4月25日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 東浦町自然環境学習の森
【天 気】 晴れ
【担 当】 桑原、竹内秀
【参加者】 30名
   (指導員:水野恭、田中央、山田公、桑原、岩本、平松俊、門脇、竹内秀)
【内 容】
 今年は4月の雨が多く、急に暑くなって竹の子が急に伸び出したかと期待させるような、初夏を思わせる日となった。ハルジョオンが咲きそろい、タンポポ綿毛が背伸びをしている自然環境学習の森駐車場に集合した。雨で延びていた石浜のコミュニティー行事とも重なって竹の子目当てのたくさんの人が集合してのスタート。水野指導員の自然の話を聞きながらゆっくりいきたいチームと、竹の子まっしぐらチームに分かれて思い思いに森の中へ進んでいく。日なたは汗ばむが日蔭はさわやかな風が吹き抜け、最高のお散歩日和。頭上ではコナラの新芽や藤の花、そして花に集まる虫たちの活動が活発な季節になった。
 カメや野の花をみながらゆっくりスタート。トンボの姿も見えた。水辺をぬけてワラビをとったりしながら進む。蕨(ワラビ)のあく抜きは重曹がない場合は小麦粉でもよいという情報にびっくり。メインの竹の子は背伸びをして空を目指して伸びていた。おもいおもいに採った竹の子をリュックに入れ帰路に就く。帰り際、池を横切るヌートリアを見かける。ある程度の距離まで泳ぐとこちらをうかがうしぐさ。人間観察をしているかのよう。水鳥たちもヌー君が近付いても平然と泳ぎ慣れている様子。今日は竹工作の小屋前ではゆでた竹の子の配布もあったようだ。(記・竹内秀)
【観察した生き物】
◎植物 
  モウソウチク+タケノコ、タンポポ、ハルジョオン、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、フジ、スイバ、キウリグサ
◎昆虫
ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ツマキチョウ、ナミアゲハ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、クロハネシロヒゲナガ?、クロイトトンボ、トラフトンボ、クビキリギス、コアオハナムグリ、フジハムシ、ムナキルリハムシ、コカシワクチブトゾウムシ?、モモブトカミキリモドキ、オオワラジカイガラムシ、ハグロケバエ?、セスジハリバエ?、カブラハバチ類、コガタスズメバチ、キアシナガバチ?、キマダラハナバチ、クマバチ、クロヤマアリ、アリ類、
◎鳥
 キジ、シジュウカラ、スズメ、コサギ、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ハシブトガラス
◎その他
 アカミミガメ
【観察会の様子】
 
【左】話をしながら進みます     【右】アカミミガメの甲羅干し

 
【左】トウカイタンポポに来たアカタテハ     【右】バラ科のニガイチゴ


【観察会続き】

【左】モウソウチクの竹林           【中】竹林の保全           【右】ハルジオンに来たハナムグリ、ベニシジミ


【左】エノキの花            【中】ヌートリア こと ヌーくん           【右】ハグロケバエ?の交尾


【左】観察に出発です           【中】水辺の植物観察です          【右】キタテハ


【左】クロハネシロヒゲナガ?(草むらにいっぱい飛んでいました)      【中】ツバメシジミ      【右】キマダラハナバチ?


【左】モモブトカミキリモドキ           【中】ヤマトシジミ           【右】ベニシジミ


【左】セスジハリバエ?(今の時期よく見ます)         【中】キアシナガバチ?         【右】クロイトトンボ


【左】コガタスズメバチ         【中】ベニシジミとコアオハナムグリ         【右】クビキリギス(成虫越冬します)


【左】ムナキルリハムシ           【中】セイヨウミツバチ           【右】フジハムシ


コカシワクチブトゾウムシ?(コナラにいました)


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