【行事名】  企業緑地の生きもの(自然調査隊)(JX日鉱日石) ●知多市環境政策課

【日 時】 2016年8月 6日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 知多市北浜町 JXエネルギー樺m多製造所
【天 気】 快晴
【担 当】 吉川勉、沖田
【参加者】 一般 46名(15組)、知多市環境政策課:4名、JXエネルギー:2名
     (指導員:沖田、藤井、古川、野村、浅井、南川、吉川勉)
  【内 容】
 最高気温が35度を上回ることも予想される快晴・無風でしたが、参加のお子さんの体調が心配されるようなお天気ともなりました。
 9時ころから事務所玄関口で市職員による受け付けと参加者へのグループ別名札の配布があり、その後2階のホールで企業による知多製造所及び事業内容の簡単な説明と敷地内のビオトープや緑地内の生きものについての説明がありました。
   市職員による自然調査隊や諸注意事項についての説明の後、指導員の自己紹介が行われ、10時過ぎには6班に分かれて、1〜3班はビオトープから、4〜6班は緑地からの逆コースで、ビオトープや緑地内の生きものの観察や捕獲に向かいました。
 1〜3班のグループは、まだ午前の早いうちで多少過ごしやすかったこともあり、ビオトープでトンボなどの捕獲に夢中になったようで、珍しいキイトトンボの捕獲に成功した親子グループもあったようです。大事にしてね!
 4〜6班は、緑地に入ってまず最初にドングリになる前の十分に大きな青いマテバシイの実の観察とセミの抜け殻の捕獲と調査から始めました。残念ながら入口付近ではほとんどクマゼミの抜け殻ばかりでした。
 その後、樹林帯の中に分け入ったとき、クヌギやコナラがなく下見の時には確認できなかったカブトムシを指導員が見つけるやいなや子供たちやお母さん方は他の観察などそっちのけで殺気立って木の根元の枯葉をさばいてのカブトムシの探索と捕獲に夢中になっていました。
 結局子供たちはカブトムシやクワガタを10数匹それぞれの虫かごに入れて大満足、また、樹林帯内は日陰で涼しく子供たちとお母さん方も大助かり、蚊や蜂も特に見かけずよかったです。
 その後に、ビオトープに向かいましたが、すでに陽は高くまさに炎天下でのビオトープの観察となりました。
 トンボは、捕獲を遠慮してくださいの注意があったチョウトンボが多数ヒラヒラと乱舞していましたが、シオカラやイトトンボはほとんどおらず、目立つショウジョウトンボが1匹飛んでいただけでした。
 そのうち、子供たちからも”暑いよー!”の声が上がり、早々に緑地入り口に集合してしばしの休憩、樹林帯からカブトムシが見つからなかったと嘆息しながら出てきた1〜3班グループと一緒に集合写真をパチリ。
 参加者から気分が悪くなる人も出ず、それぞれトンボやカブトムシなどお土産に楽しいひと時を過ごせたようです。(記:吉川勉)
  【観察した生き物】
◎植物
 マテバシイ、イツツバアケビ、オオフサモ、クサイチゴ、シナサワグルミ、アケビ、アカメガシワ、ハゼノキ など
◎昆虫
 マイコアカネ、ノシメトンボ、ハグロトンボ、カトリヤンマ、チョウトンボ、アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ、カブトムシ(♂・♀)、クワガタ、アメンボ、カタツムリ、アシナガバチ、ショウジョウトンボ、キイトトンボ、アジアイトトンボ、クロスジギンヤンマ、ギンヤンマ
◎魚類
 クロメダカ ◎鳥類
 ヒヨドリ、ハシブトカラス、
【観察会の様子】
 
【左】 会社・知多市による説明           【右】敷地内の生きもの

 
【左】 ビオトープの生きもの            【右】さー樹林帯に入るぞー!


【観察会続き】

【左】カブトムシの捕獲に夢中!           【中】ビオトープは暑かったー!           【右】集合写真_みなさんお疲れさまー!


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