【行事名】
「東邦ガスのビオトーブと森の観察会」・・知多市自然調査隊(知多市環境政策課)
【日 時】
2015年11月14日(土) 9:30〜11:30
【場 所】
知多市 東邦ガス知多緑浜工場内のビオトーブと森
【天 気】
雨のち曇りのち雨
【担 当】
沖田・南川
【参加者】
40名 (大人15名・子供25名)+知多市関係者2名・東邦ガス関係者2名
(指導員:中井(康)・古川・吉房・沖田・吉川(勉)・霜鳥・南川)
【内 容】
主催者の知多市環境政策課から今年度の知多市自然調査隊の4回目観察会は、東邦ガス緑浜工場は南5区に埋め立てられた土地にビオトーブの池と人工の森で自然観察会を行ない埋立地の場所でも自然の環境を生かせばそれなりに生物多様性の人工の森が出来るということを見て感じて下さいとの挨拶があった。東邦ガス社からは「地球に優しい環境への取り組み活動」・平成12年4月に作成されたビオトープの成り立ちから現在までの15年の経過をビデオで紹介があり、その後、液化天然ガスによる実験が行われ、ゴムボールが燃焼して硬化したボールを落下させたり、ガスが燃焼するテストが実施されて、参加者は驚嘆したり、感激し、液化天然ガスの1部を理解された。心配された雨も小雨から曇りの空模様になり、観察時の注意事項と観察の仕方を説明後6グループに分かれてビオトーブ回りと森周辺の生き物、植物の観察に入る。ビオトーブ回りではマメナシの木には小さな実が2個付いていたが一部枯れ枝があり,樹勢が少し衰えかけていたのが気になる。今回の観察会はこの季節と昨夜来の雨で生き物、昆虫等はあまり見られなかったが、造成後15年の森ではクロマツ等1部枯れた木々があったが、ヤマモモ等常緑樹は大きく育ちつつあり、緑豊かな森になることが実感出来た観察会であった。(記・南川 )
*ビオトーブで見られる生き物と植物(紹介された物)
テントウムシ、アマガエル、トノサマガエル、ヌマガエル、ヒキガエル、ツバメ、カモの仲間、カイツムリ、アキアカネ、シオカラトンボ、チョウトンボ、アオモンイトトンボ、アジアイトトンボ、マイコアカネ、ショウジョウトンボ、ショウリョウバッタ、クルマバッタモドキ、ヌマチチブ、タヌキ、(植物)クリ、マメナシ、カキツバキ、ガマ、コガマ、ヒメガマ、アシ
【観察した生き物】
◎植物
ヤマモモ・グミ・カクレミノ・シャリンバイ・オオヤシャブシ・マメナシ・クロマツ・サンゴジュ・ツバキ・ガマ・コガマ・ヒメガマ・アシ・クスノキ・ハンノキ・スタジイ・マサキ・カクレミノ・エゴノキ・ニワセキショウ・スズメノヤリ・チチコグサモドキ・メタセコイア・ツバキクズ・ヤブツバキ (その他の生物と食痕等)
◎昆虫
オオスズメバチ・コオロギ・モンキチョウ・キチョウ・ジョロウグモ・クルマバッタモドキ・ カミキリムシの幼虫・ナメクジ・オオカマキリの卵・
◎鳥
ハシボソカラス・ハシブトカラス・モズ・カワウ・ドバト・ヒヨドリ・カワラヒワ・トンビ・セグロセキレイ、トリの卵(落下した古い殻・キジバト?)
◎その他
ネズミの死骸・オオタカ食痕(ドバト?)・ヒラタケ・イグチの仲間・シロハツモドキ
【観察会の様子】
【左】東邦ガスの観察地と経緯と現状の説明 【右】液化天然ガスのテスト
【左】キノコ いぐちの仲間 【右】カミキリムシの幼虫
【観察会続き】
【左】ビオトープをバックに集合写真 【右】オオスズメバチ
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