【行事名】 水田や水路の生きものを観察 主催 こども未来館 

【日 時】 2015年9月5日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 集合:こども未来館
【天 気】 晴れ
【担 当】 金内、吉川勉
【参加者】 一般30名 (大人10名、子供20名)
      (指導員6名:金内、吉川勉、吉房、霜鳥、浅井一、森田琢)、職員3名
【内 容】
 知多市こども未来館の自然観察会も今年度4回目となりました。
ところで、こども未来館の英語表記を皆さん知っていますか?
正面の赤茶色のやや傾いた石板に彫り込んでありますよ。いわく”Future Center for Children's Creativity”ですよ。皆さん知ってました?
 さて、雨続きの中、木曜日の雨で大変心配しましたが、当日はこれまた暑いぐらいの快晴となりました。参加者の皆さん良かったですね。
最初に、主催者のご挨拶のほか、熱中症に対する注意や出発前のトイレを呼び掛けて、いざ出発!
途中の水田脇には、秋の七草のハギの淡い赤色の花やセイバンモロコシの群生、ジャンボタニシの這いずり回る姿やその卵塊などを見て回りました。
その後は、神田川(じんでんがわ)で水路(川)に生きる生き物の捕獲を開始しました。参加のこどもたちは水遊ぶを兼ねて次々にやや水位がある水路へ入って行きましたよ。
お母さん方の中には裸足でこどもと一緒に入りたいとのご希望もあり、急遽長靴をお貸ししてお子さんと一緒に楽しんでいただきました。
そして、水路の様子は、まるでどこかのテーマパークのプールのような賑わいとなりました。
お陰でこどもたちが捕獲した生き物がたくさんの種類と量となり、分かち合いによる生き物の説明では、こどもたちは順番に触ったりつかんだりして楽しそうでしたよ。
 時間の関係もあってすべての生き物の説明を尽くせたかどうか心配もありましたが、とても満足していただけたようで、帰路ではバケツに生き物をいっぱい入れている女の子もいたよ。
 次回は、10月18日(日)に開催される「身近にあるキノコの観察(於:旭公園)だよ。皆さんまた逢おうね。

(記・吉川勉)
【観察した生き物】
◎畦道の生きもの
イネ科イネセイバンモロコシ、チガヤ、アカバナ科ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)
カヤツリグサ科サンカクイ、タデ科シロバナサクラタデ、ブドウ科ヤブガラシ、キク科ヒメジヨン、マメ科ハギ
クマゼミ(鳴き声)
◎水田の生きもの
ホウネンエビ科ホウネンエビ
トンボ科ウスバキトンボ、シオカラトンボ、リンゴガイ科スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)
◎神田川の生きもの
魚類 
ハゼ科マハゼ、ゴクラクハゼ、ウキゴリ、ヌマチチブ、コイ科ギンブナ、ウナギ科ニホンウナギ、ドジョウ科ドジョウ、カダヤシ科カダヤシ
海老・蟹類 イワガニ科モクズガニ、ヌマエビ科ミゾレヌマエビ、テナガエビ科テナガエビ、アメリカザリガニ科アメリカザリガニ
貝類 アマオブネガイ科イシマキガイ、タニシ科マルタニシ、シジミ科マシジミ
両生類 イシガメ科クサガメ、ヌマガメ科ミシシッピアカミミガメ、ヌマガエル科ヌマガエル
水生昆虫類 アメンボ科アメンボ

【観察会の様子】



【左】開会、ガサガサ伝授     【右】脚立で川へ降りる


【左】沢山捕れました      【右】捕れた生きもの分かち合い


【観察会続き】

観察会周辺の景観

【左】上流側   【中】下流側   【右】神田川の橋上

観察した生きものなど

【左】クサガメ   【中】ホウネンエビ   【右】ヌマガエル


【左】ニホンウナギ   【中】モクズガニ   【右】ミゾレヌマエビ


【左】ミシシッピアカミミガメ (甲羅)   【中】ミシシッピアカミミガメ (頭部)   【右】ミシシッピアカミミガメ (腹部)


【左】イシマキガイ   【中】マルタニシ   【右】ゴクラクハゼ


【左】カダヤシ   【中】カダヤシ   【右】アメリカザリガニ


【左】ヌマチチブ   【中】ギンブナ   【右】マハゼ


【左】ヌマガエル   【中】モクズガニと沢山のイシマキガイ   【右】脚立を登って


【左】お母さん頑張って!!   【中】何が捕れたかな   【右】生きものの説明を始めるよ


【左】   【中】   【右】


【左】   【中】   【右】


   【中】参加者の皆さん

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