【行事名】 春の板山湿地周辺を観察しょう

【日 時】 2016年5月28日(土) 9:30〜12:00
【場 所】 阿久比ふれあいの森⇔板山湿地
【天 気】 曇り
【担 当】 宮内、伊藤祐
【参加者】 一般 1名 (大人1名)
   (指導員:伊藤祐、宮内、降幡、古川、大矢、浅井(一)、岩本、森下夫妻)
【内 容】
 天候もどんよりとした週前半の暑さはなく観察には適している。出発前の挨拶とコースの説明をして予定時間の5分後に8名で出発する。少し遅れて2名が合流、樹木の花を見るには少し遅くネジキ、ハゼノキ、ネズミモチ、ノイバラ、ウメモドキの花を見る。すでに小さな実を付けているものが多くヤマクワについては色も付き食べごろ、皆で賞味するが感想の言葉は「まずい・・」誰一人、美味しいとの言葉は聞けませんでした。湿地では、日差しを浴びていればピンクのトウカイコモウセンゴケの花が見られるが天候のせいで残念ながらチラホラ。しかし食虫植物だけに腺毛で小さな虫をゲットしている状態を見る事が出来ました。今年はハッチョウトンボの数も多く通路から手の届く位置で見る事が出来、♂・♀撮影には最高でした。おそらく皆さん良い写真が撮れたと思います。また最近は外来種について耳にするが湿地内でもモウセンゴケの仲間であるナガエノモウセンゴケが猛烈に繁殖している現実を目にする。帰り道で竹藪の側に置かれている箱のミツバチの話題ではこの場所で何の花の蜜を求めて飛んでいるのだろうかと話しながら予定の時間に帰着しました。(記・宮内)
            【観察した生き物】
◎植物 
  キキョウソウ、サンゴジュ、ツルウメモドキ、ヤブジラミ、スイカズラ、イヌビワ、トラべ、カクレミノ、ヤナギハナガサ、ニワウルシ(シンジュ)、カクレミノ、リョウブ、カラスザンショ、アカメガシワ、ムラサキシキブ、クサギ、カマツカ(ウシコロシ)、ヤマモモ、マンテマ、オオバヤシャブシ、ヤマウルシ、ヌルデ、クマシデ、ナツハゼ、モチノキ、イボタノキ(トスベリノキ)、タブノキ、ツルニチニチソウ、ウラジオ、サルトリイバラ、ナワシログミ、クロバイ、ヒナギキョウ、ゲッケイジュ、シラタマホシクサ、モウセンゴケ、ミズゴケ、ササユリ、イソノキ、サワフタギ、ハクサンボク、スイレン、カンアオイ、ヒヨドリンバナ、サワヒヨドリ、マンリョウ、シャシャンボ、ミツバアケビ、アケビ、ツクバウツギ、ムクノキ、クコ、
◎昆虫
ハラビロトンボ、シオカラトンボ、ハッチョウトンボ
◎その他
 アメリカザリガニ、カタツムリ、イタチの糞、ザトウムシの仲間
【観察会の様子】
 
【左】板山湿地の生育観察         【右】湿地の様子を解説

 
【左】ハッチョウトンボ(♂)       【右】ハッチョウトンボ(♀)


【観察会続き】

【左】ヤマグワの実を賞味           【中】真剣に覗き込んでますよ           【右】池の堤の土手干s津


【左】イタチハギ(外来)           【中】ホザキマンテマ(外来)           【右】ベニバナセンブリ(外来)


【左】ナツハゼ            【中】ウスノキ             【右】ザトウムシの仲間


【左】ムラサキシキブ           【中】テイカカズラの花弁           【右】ノアザミ


【左】湿地の放置場所と手入れの様子          【中】シラタマホシクサの芽生え          【右】トウカイコモウセンゴケ


【左】トウカイコモウセンゴケ花           【中】トウカイコモウセンゴケ           【右】ナハエモウセンゴケ(外来)


【左】ナハエモウセンゴケが捉えた昆虫           【中】外来のエフクレタヌキモ?           【右】ブタナ(外来)


【左】手に負えない園芸スイレン           【右】イタチの糞(桜の種、多量に含)


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