【行事名】 愛知用水の食虫植物を見よう 

【日 時】 2014年5月31日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 集合:南陵公民館P 観察場所=小鈴谷愛知用水沿
【天 気】 晴れ
【担 当】 中井三、森田琢
【参加者】 一般12名 (大人5名、子供7名)
      (指導員4名:中井三、森田琢、降幡、吉房)
【内 容】
 9時30分、公民館Pで挨拶、注意事項と観察場所の説明後、小鈴谷の愛知用水沿いに車で移動。
ここ、数年シモチソウの花期が観察会の日とはなかなか合わなくて、心配していましたが、今年はたくさんの花を見ることが出来た。
イシモチソウの根っこのところを水で洗い流し塊を見せ、「塊がいかにも石を抱えもっているように見える」と名前の由来を説明した。
ルーペでイシモチソウに小さな虫(小さすぎて名前の分からない)が捕まっているのが見られ、「食虫植物とは?」をはっきり観察できた。
コモウセンゴケはたくさんの赤い花をつけていたが、モウセンゴケはまだ花は見られなかった。
花茎は出ているのもあったが花の白色は無く、コモウセンゴケとの花の色を比較できなかった。
子供たちは、植物より動くものなどに興味を示し、用水路横の側溝にタモを入れ、ザリガニ採りに夢中になっていた。
(記・中井三)
【観察した生き物】
◎植物
ナミキソウ(花)、ノアザミ(花)、イシモチソウ(花)、コモウセンゴケ(花)、オオニワゼキショウ(花)、カキラン(蕾)、シラン(花)、ミヤコグサ(花)、ネジバナ(花)、
モウセンゴケ、キバナノマツバニンジン(蕾)、ワレモコウ、ヒカゲノカズラ、ヒメトクサ、ツリガネニンジン、カワラマツバ(花)、チガヤ、カナビキソウ、
ワラビ、ゼンマイ、サルトリイバラ、テリハノイバラ、ノイバラ(花)、オトコヨモギ、ウラジロ、アリノトウグサ、ヌマトラニオ、コケリンドウ(花)、ベニバナセンブリ(花)
◎動物
ウマビルヌマガエル、アメリカザリガニ、オタマジャクシ、ハラビロトンボ、シオカラトンボ、イシガメ
鳥(鳴き声):ツバメ、ウグイスつ?ウグイス)、(オオヨシキリ)、ハシボソカラス、セッカ、(ホウジロ)、(ホトトギス)(ヒヨドリ)(カワラヒワ)
◎その他(南陵公民館P)
クロガネモチ(雄花・雌花)
モリチャバネゴキブリ(幼虫)、ダンゴムシ、ガムシの幼虫

【観察会の様子】



【左】開会で本日の予定と注意のお話     【右】現地到着、準備OK


【左】熱心に観察      【右】在来のイシガメ


【観察会続き】

観察した生きもの

【左】食虫植物:イシモチソウ   【中】食虫植物:イシモチソウ   【右】イシモチソウ(根に抱かれた石みたいな球根)


【左】コモウセンゴケ(花)   【中】トウカイコモウセンゴケ(葉)   【右】モウセンゴケ


【左】カヤツリグサ科ゴウソ   【中】ガマ   【右】ノアザミ


【左】シラン(紫花)   【中】シラン(白花)   【右】コシダ


【左】バラ科ミヤコイバラ?   【中】アシ(葦)   【右】リンドウ科ベニバラセンブリ


【左】サルトリイバラ(果実)   【中】ハルジオン   【右】サルトリイバラ(棘)


【左】キク科オトコヨモギ   【中】キク科ヨモギ   【右】スイカズラ


【左】バラ科ワレモコウ(葉)   【中】リンドウ科コケリンドウ   【右】カラスビシャク(別名ヘソクリ)


【左】アヤメ科ニワゼキショウ   【中】カキラン?   【右】ネジバナ(別名モジズリ)


【左】ウマビル   【中】アメリカザリガニ(外来)   【右】ガムシの幼虫(肉食)


南陵公民館Pで観察した生きもの

【左】クロガネモチ   【中】クロガネモチ(雌花)   【右】クロガネモチ(雄花) 

下見で観察した生きもの

【左】ダルママガエル?     【右】水道で泳ぐコイ

これまでの観察会へ   トップページへ