【行事名】 春の花を訪れる虫たち 主催 大曽公園 

【日 時】 2015年4月20日(日) 9:30〜11:30
【場 所】 集合:大曽公園P
【天 気】 曇り
【担 当】 中井、平松俊
【参加者】 一般18名 (大人7名、子供11名)
      (指導員7名:中井三、平松俊、森田琢、森田博、降幡、牧野、浅井一)
【内 容】
心配された雨は午後から本降りとなりましたが、午前中は曇り空の下で無事観察会を催すことができました。
曇天、寒冷な気温のためタンポポの花も開かず、昆虫類の活動が少ない事を予知して観察会場に「みつばち牧場」を組み込みました。
養蜂箱のセイヨウミツバチについて生態の概略を紹介した後、蜜蜂が活動している辺りを中心に開花中の植物と訪花昆虫の観察等をしました。
キク科、マメ科の植物が多く開花しており、常連のカラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサと3種の花の開花が観られました。
子ども達はそれぞれに好みと遊びがあり、シロツメグサの四葉を見つけた子はその近くで5葉のも見つけていました。
沢山の観察眼のお陰で思った以上の生きものたちに出会えた観察会になりました。
(記・中井三)

【観察した生き物】
◎昆虫など節足動物
 
セイヨウミツバチ、ナナホシテントウムシ(幼虫・蛹・成虫)、コガタルリハムシ(成虫・幼虫)、ヤブキリ(幼虫)、ツヤアオカメムシ、ヨコヅナサシガメ、
 ヒメナガカメムシ、シャクガの仲間、カブラヤガ、ツマグロヒョウモン(蛹)、アカアシマルガタゴモクムシ?、ユミアシゴミムシダマシ、ヒメガムシ、ハマキガの仲間、
 ベニシジミ、ヤマトシジミ、シロアリ、アメンボ、モリチャバネゴキブリ、
 マクラギヤスデ、ダンゴムシ、ヒゲジロハサミムシ
◎両生類、水生生物
 
ヌマガエル、アマガエル、ヌマエビ
◎植物 (開花)
 
キク科/タンポポ、オオジシバリ、ハルノノゲシ、ニガナ、ノースポール(園芸種)、タデ科ギシギシ、オオバコ科/マツバウンラン、カタバミ科/オッタチカタバミ
 アブラナ科/ハボタン(園芸種)、セイヨウアブラナ(菜の花)、スミレ科/ビオラ(園芸種)、野生のスミレの仲間
 マメ科/トリフォリウム(園芸種)、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサ、コメツブウマゴヤシ、シロツメクサ
 ツツジ科/サツキ、イチゴノキ(園芸種)、ツバキ科/サザンカ、マメ科/ノダフジ、マツ科/クロマツ、モクレン科/ユリノキ(蕾)、バラ科/八重桜(園芸種)、ブナ科/コナラ、シラカシ

【観察会の様子】



【左】開会     【右】みつばち牧場


【左】      【右】水辺のセイヨウミツバチ観察


【観察会続き】



【左】セイヨウミツバチ       【中】セイヨウミツバチ       【右】クサカゲロウ


【左】ヨコズナサシガメ      【中】ツマグロヒョウモンのサナギ       【右】ツヤアオカメムシ


【左】コモリグモの仲間?       【中】ヤブキリ(幼虫)       【右】テントウムシの幼虫


【左】コガタルリハムシ(幼虫・成虫)        【中】ベニシジミ       【右】ヤマトシジミ


【左】ユミアシゴミムシダマシ       【中】ベニシジミ       【右】アマガエル


【左】ヌマガエル       【中】スジエビ?       【右】ヒメモロアラガイ(植物はミズハコベ?)


【左】マツバウンラン(外来)       【中】シロツメクサ(四つ葉のクローバー)(外来)          【右】ユリノキ(蕾)


【左】ノジスミレ       【中】外来のセイヨウタンポポ(左)トウカイタンポポ(右)       【右】最後のまとめと分かち合い

下見(4/19)撮影 補足

【左】ヒラドツツジ   【中】ツバキ   【右】サトザクラ


【左】ノダフジ   【中】クロマツ   【右】コナラ


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