灯火に集まる虫を見よう ● 武豊ブロック主催
【日 時】 2014年(H26)8月23日(土) 18:30〜20:20
【場 所】 武豊町 老人福祉センター駐車場
【天 気】 曇り時々雨
【担 当】 畠、 平松俊
【参加者】 一般:1人(大人1人・子供0人)
指導員:平松俊、畠、伊藤伸、古川明
【内 容】
梅雨前線の様な前線が西日本から東北にかけて居座り、午前中は雷を交えた激しい雨。午後も降ったり止んだりであったが、4時半頃にようやく青空が見え、陽も差してきた。
予定通りの開催を決め、それぞれ準備をして会場へ。18時半過ぎ準備完了、開会。
しかしながら一般参加者は1名、指導員が4名と何とも寂しい集まりであるが、この天気では致し方ないことか。
虫集めの灯を点灯し、しばらくの待ち時間を夜の観察にと、会場後背部の自然公園内へ歩を進めた。真っ暗やみの中、ライトに照らし出されるのは大きなミミズやヒル。展望広場に着いた途端、雨が降り出した。
灯火道具一式を守るため踵を返して一目散に元の場所へ。その間10分も照明をつけていただろうか。既に中型の蛾やドウガネ、ウンカや小型の蛾など30頭以上がスクリーンに止まっていた。ここの昆虫の層の厚いことが分かる。「まだ大丈夫、続けていたい」と思いつつも、雨が切れず灯具を収納。
時間は20時前。ならばクロマドホタルを見に行こうかと、みなさん賛成で、車で5分ほど移動。
クツワムシやカンタンがしきりに鳴いているなか、その反対側のやぶを覗くと、いました居ました。しっかり光りながら動いています。幅20m、奥行き2mくらいのところでおよそ20頭が光っており、ホタル健在にホッとしました。 (記: 畠 )
【観察できた虫】
アオドウガネ、サビキコリ、トビイロスズメ、ヒメホシカメムシ、カブトムシ、蛾の仲間、ウンカの仲間 ほか
【鳴いていた虫】
アオマツムシ、クツワムシ、カンタン、カネタタキ、ツヅレサセコオロギ
※移動後 クロマドホタル