【行事名】
「須賀川の中をのぞこう」
合わせて「外来種・移入種について」あいち自然観察会と共催
【日 時】
平成26年8月23日(土)9:30〜11:30
【場 所】
東浦町南部ふれあいセンター⇒須賀川
【天 気】
曇りのち晴れ
【担 当】
水野恭、桑原
【参加者】
一般17名
(指導員:大矢晃・大矢美・平田・浅井一・浅井聡・伊藤岱・田中央・門脇・田中達・森田博・榊原正・降幡・南川)
【内 容】
一部の地域で朝から豪雨となったため、観察会の開催を心配していましたが、開催場所である東浦町は曇り空で今でも雨が降りそうな状況できたが、次第に晴れてきてとてもよい観察会日和となりました。
川に入ってすぐに大きなコイを捕獲できました。須賀川は、タイリクバラタナゴが多く採集できる川でしたが、本日の観察会ではあまり採集できませんでした。反対にフナが以前にまして多く採集できました。
この日、一番の採集は、コオイムシで観察会の途中に子どもが孵化しました。これには、参加指導員の多くが歓声を上げ食い入るように観察していました。外来種も多く採集できましたが、イシガメやナゴヤダルマガエル、メダカなどの絶滅危惧種も採集できた。外来種の数を減らし、絶滅危惧種の数が増えるように地域みんなでこの川を守ってもらいたいと思いました。(記・水野恭)
【観察した生き物】
◎魚類
ギンブナ、コイ(外来)、モツゴ、タイリクバラタナゴ(外来)、タモロコ、オオクチバス(ブラックバス)(外来)、カダヤシ(外来)、クロメダカ
◎甲殻、昆虫類
アキアカネ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、ヤマトシジミ、クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、コオイムシ、ツマグロヒョウモン、アゲハ、クロアゲハ、キチキチバッタ(ショウリョウバッタ♂)、オオカマキリ、スジエビ、ヌマエビ、アメリカザリガニ(外来)
◎植物
タカサゴユリ(外来)、ニラ、オオキンケイギク(外来)、キクイモ(外来、オシロイバナ(外来)、セイバンモロコシ(外来)、ハマナデシコ、ヒルザキツキミソウ(外来)、アレチハナガサ(外来)、アサガオ(外来)、コマツヨイグサ(外来)、タチスズメノヒエ(外来)、マルバルコウ(外来)
◎鳥
コサギ、キジバト、
◎その他
ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)(外来)、ニホンイシガメ、ナゴヤダルマガエル、ウシガエルのオタマジャクシ?(外来)、ヒルの仲間
☆観察した外来種
タイリクバラタナゴ(要注意)、オオクチバス(特定)、カダヤシ(特定)、アメリカザリガニ(要注意)、ミシシッピアカミミガメ(要注意)、オオキンケイギク(特定)
※特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)により特定外来生物として指定されている生物を(特定)とし、これから生態系に悪影響を及ぼす可能性がある生物を要注意外来生物(要注意)と表記する。
川縁を(外来)植物が占領していた。
【観察会の様子】
【左】川の観察、説明 【右】タモと生き物の採り方、説明
生き物採集の様子
【観察会続き】
【左】外来植物、手前からキクイモ、オシロイバナ、セイバンモロコシ 【中】魚が採れたよ 【右】川縁のセイバンモロコシの根元は魚の住みか
【左】最後の分かち合いとまとめ 【中】コオイムシの出産を観察 【右】モツゴ
【左】フナ 【中】タイリクバラタナゴ(外来) 【右】カダヤシ(外来)
【左】メダカ 【中】コイ(外来) 【右】ミゾレヌマエビ?
【左】スジエビ 【中】ヤマトヌマエビ? 【右】アメリカザリガニ(外来)
【左】♂のコオイムシの背中 【中】生まれたコオイムシの赤ちゃん 【右】ハグロトンボ
【左】ハグロトンボ 【中】ウスバキトンボ 【右】シオカラトンボ♂
【左】セアカヒラタゴミムシ 【中】イシガメ 【右】アカミミガメ(外来)
【左】ウシガエル?(外来) 【中】ダルマガエル 【右】ヒル
【左】ハマナデシコ(海岸の生き残り?) 【中】ヒルザキツキミソウ(外来)(蕾の時に虫が食べたか?) 【右】アレチハナガサ(外来)
【左】アサガオ(外来) 【中】オオキンケイギク(外来) 【右】シンテッポウユリ?(外来)
【左】コマツヨイグサ(外来) 【中】タチスズメノヒエ(外来) 【右】マルバルコウ(外来)
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