【行事名】 灯火に集まる虫と鳴く虫の音を聞こう  ● 東浦ブロック主催

【日 時】 2014年7月18日 19:00 〜 20:30
【場 所】 東浦町高根の森
【天 気】 晴れ
【担 当】 春日 水野利
【参加者】 一般 13 名(大人 7 名, 子供 6 名)
      (指導員:水野利 春日 平松俊 榊原正 榊原靖 岩本 浅井一 古川 竹内秀)
【内 容】
 最近雨が降っていないので、林は乾燥気味だった。期待薄かと思いつつ、虫を探し て林の中へ。初めのうちは、かさっと動くものキマワリにも歓声が上がっていたが、 だんだん見られるもののレベルが上がってきてキマワリには目もくれなくなった。、 ニイニイゼミのを見つけながら進んだ。「ニイニイゼミのなる木」のようにニイニイ ゼミの抜け殻や羽化しようとしている幼虫がたくさん登っている木もあった。カラ スヨトウガが冬眠ならぬ夏眠をするという話を聞き、上を見上げると真新しい巣箱に 示し合わせたように何匹もついていた。
 乾燥の割に樹液の出ている木もあり、コナラでコクワガタの雄、雌を見つけて、みん なが元気になった。そのうちにカブトムシのなっている木もあり、久しぶりにたくさ んのカブト、クワガタを見つけることができた。コクワだけでなくノコギリクワガタ も数頭ゲットできた。カナブンが多数いるコナラのレストラン、羽化直後のニイニイ ゼミ、羽化直後のニイニイゼミを食べているムカデなどいろいろ見ることができた。
 会を始めた時間はまだ明るく、ニイニイゼミの声に混じってアブラゼミの声が少し 聞こえる程度だった。今年は羽化が遅れているのだろうか。灯火採集は駐車場からす こし林に入ったところに準備をしていただいた。ニイニイゼミ、コフキコガネ、ドウ ガネブイブイ、アオドウガネ、カミキリムシ、コガネムシやガ仲間を観察することが できた。 (記:竹内秀)
【見られた昆虫】
ドクガの毛虫 キマワリ モリチャバネゴキブリ カラスヨトウガ ウスバカゲロウ (成虫) ニジイロゴミムシダマシ カナブン コクワガタ ノコギリクワガタ カ ブトムシ ウスバカミキリ キマダラカミキリ ミカワオサムシ ヤブキリ シャチ ホコガ アオドウガネ ドウガネブイブイ ヒメガムシ クロカメムシ オオゾウム シ コフキコガネ
【観察会の様子】

【左】始めのお話。カブトやクワガタも見つかるといいね。出発… 【右】木の幹を下から上までしっかり探す


【左】こんな場面にも出会った   【右】園内の散策路のハイキングを終えて→灯火採集の前で虫さんの説明


【観察会の様子2】

【左】セミの羽化をみんなで観察  【中】キマワリ 【右】キマダラカミキリ。ヒゲがこんなに長いのはオス。写真クリック→拡大


【左】子どもだけでコクワをゲット  【中】右のムカデの食事を観察 【右】ニイニイゼミが殻から出てきたところをムカデが食す


【左】ニイニイゼミが出たあとの殻   【中】殻から出て飛ぶ準備をしているニイニイゼミを接写する  【右】チャバネゴキブリ


【左】カブトムシをゲット。うれしい! 【中】灯火採集装置の前で集まった虫さんの説明  【右】ウスバカミキリとニイニイゼミ

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