【行事名】 夏の生き物たちに会おう ●東浦町環境課主催
【日 時】 2014年7月5日(土) 9:30〜11:00
【場 所】 東浦自然環境学習の森 (Pに集合)
【天 気】 曇り
【担 当】 水野恭、田中央
【参加者】一般6名(大人4名, 子供2名)
(指導員:竹内秀、桑原、岩本、榊原靖、伊藤岱、榊原正、榊原靖、門脇、浅井一)
【内 容】
今年の6月は、雨の少ない梅雨でしたが、観察会当日は、いつ雨が降ってきてもおかしくない黒い雲がかかっており、湿度も高くいかにも梅雨のような天候でした。また、前日の雨もあり地面がぬかるんでいたため、観察会を実施できるか心配でしたが、なんとか実施することができました。
観察会を実施した自然環境学習の森は、東浦町役場より約1km離れた位置にあり、昔ならではの自然を残すためにさまざまな保全活動をしている施設です。ここには、充分な自然が残っており、少し散策するだけで気軽に多くの生き物を観察することができます。
駐車場の側の土手には、オタマジャクシからカエルになったばかりのヌマガエルの子どもがぴょんぴょん跳ねており、私たちを出迎えてくれました。東浦新池の東側道路は、クズが多く生育し、クズの茎でよく観察することができるオジロアシナガゾウムシを捕まえることができました。また、東浦新池の周辺にはコシアキトンボやシオカラトンボを始めたくさんのトンボを観察することができました。水辺周辺を通るように作られた木道を進むと、小川が木道の下を流れている場所があり、その小川には大きなアメリカザリガニがいて、参加者が捕まえて喜んでいました。水辺付近の草むらにはトノサマバッタいました。トノサマバッタは、その場所に生息している数の多い少ないによって茶色や緑色 になったりします。この草むらでは、茶色の個体のみ観察することができました。(記・水野恭)
【観察した生き物】
◎植物
クズ、アシ、ガマ
◎昆虫
シオカラトンボ(メス)、オオシオカラトンボ、チョウトンボ、コシアキトンボ(オス、メス)、ナツアカネ、オニヤンマ、アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、シータテハ、アカタテハ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、エンマコオロギ(幼生)、ショウリョウバッタ(幼生)、トノサマバッタ(群生相型)、キリギリス、コマチグモ、コガネグモ、オジロアシナガゾウムシ、ゴミムシの仲間、キマワリ、カブトムシ(メス)、ノコギリクワガタ(オス)、カナブン、ハクテンハナムグリ、コガタスズメバチ、ゴマダラカミキリ、ノコギリカミキリ