【行事名】 稗田川と平地川の生き物観察  ● 半田市環境課主催
※この観察会は半田市環境課主催の「環境学習リーダー養成講座-自然観察編-#1」を兼ねています      

【日 時】 2014年8月2日(土)  9:30〜11:30
【場 所】 集合:乙川東小学校北P
【天 気】 薄曇り
【担 当】 榊原正、榊原靖
【参加者】 一般:親子で40数名 & 中学生10数名
       指導員: 古川、田中央、加藤、榊原靖、山田和、門脇、榊原正
【内 容】
 本観察会と直接関係ないことであるが…当日は朝から観察地点を含めて周辺を乙川中学校の生徒が「川の清掃活動(?)」をしていた。8時半頃には終了したようだったが、本観察会があることを知ってその一部の生徒が参加してくれた。
 観察地点は本来ならば葦(アシ)などの草が背丈ほど繁茂し、とても大人数の観察会は不向きなところであったが、今回も事前に環境課の皆さんが草刈りを実施し、快適な環境にしてくれてあった。
 川に入った結果は地域の人、リーダー養成講座の受講生、飛び入り参加の中学生の協力もあって大漁であった。
 獲物の説明は参加人数が多かったので魚類専用のミニ水族館と魚類以外の水族館を距離を離して設け、参加者をほぼ半分に分け、別々に説明した。当然、参加者は10数分で場所を移動して別の水族館の説明を聞くことになる。
 説明は幾つかの種名やその特徴は当然として、触れたい子には(魚にとっては迷惑であるが)しっかり触れてもらうという時間であった。
 なお、「環境学習リーダー養成講座」は9:00〜9:30が座学、その後は受付の様子から獲物の説明まで一般参加者と同じ活動をして頂くという内容であった。
 また、曇りだったので、その分、暑さがしのげて良かったことを付記する。
<本日の特記事項>
 お母さんとまだ保育園児ぐらいの子どもバケツをのぞいたらザリガニの赤ちゃん数匹とヒメタイコウチが入っていた。この川では毎年この環境課を始め乙川小や乙川東小の観察会、またそれぞれの下見でも川に網を入れているが、…、ヒメタイコウチは網に入ったことはなかった。昔ならばともかく、昨今ではタイコウチも見かけないほどで、とても、ヒメタイコウチの環境があるとは思っていなかったのでビックリした。
(記:榊原正)        
【観察した生きもの】
<魚類>ウナギ、コイ、セイゴ、モツゴ、マハゼ、スミウキゴリ、ゴクラクハゼ、カダヤシ、メダカ(1匹だけ)、  など
<魚類以外>アメリカザリガニ、スジエビ、ミゾレヌマエビ、テナガエビ、○○ガニ、カワニナ、ヒメタイコウチ(1匹だけ)、  など

【観察会の様子】

【左】観察地点 向かって右…稗田川 左…平地川 先頭…合流点 草刈り後で展望がよい
【右】こちらの水槽に魚類以外を入れた。子どもはヤリたがるが時間がかかってしまう(^_^;


【左】こちらの水槽に魚類を入れた。どちらの水槽も子どもや大人ににも大人気。獲物の多く見応えがよいせい…。
【右】説明後の“触れあいタイム”を強制的に打ち切って、とりあえず主催者の終わりの挨拶。好きな子は残る…。

【観察会の様子-追加】

【左】稗田川…深いところ、滑る石もあって要注意  【中】平地川…浅くて安全  【右】家族単位で…。お父さんも頑張る


【上の3枚】稗田川と平地川の合流点付近で頑張る中学生。環境課の大型タモ網を使って捕獲する


【上の3枚】川に入って10〜20分後のバケツの中。テナガエビ、ウナギ(稚魚)などが見える


【上の3枚】“触れあいタイム”…さわれなかった子もさわれるようになったり…お魚には迷惑…


【上の2枚】写真は同一個体。ヒメタイコウチ。ここに住んでいるとは思わなかった…。
      しっぽ(吸水管)の長さもそうであるが体形からヒメタイコウチと判断…。


#1環境学習リーダー養成講座-自然観察編-とは…
半田市報の案内より抜粋…
 地域の子どもたちと自然体験活動を行うために必要なスキルを身につける講座です。自然観察会に参加し、実際に体験しながら必要なスキルを学んで行きます。(全4回)。対象:18歳以上の方
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