【行事名】 「企業緑地の生き物A」●知多市環境政策課

【日 時】 2014年8月1日(土) 9:30〜11:00
【場 所】 知多市JX日鉱日石工業ビオトープ他
【天 気】 晴れ
【担 当】 南川、沖田(欠)
【参加者】大人26名 子供34名  知多市関係者2名 JX日鉱日石関係者6名
   (指導員:南川、霜鳥、平田、平松俊、吉川勉)
【内 容】
 朝から夏の太陽がぎらぎら、元気なチビッコ達と保護者が集まりました。事務所3階の講堂で市担当者からこの観察会の取組みとJX日鉱日石さんの事業内容と工場内のビオトープとグルーンベルトの説明がありました。観察会時の注意事項と指導員の紹介後5班に分かれ観察に向かいました。クズのつたが生い茂った広場を過ぎはビオトープ池の観察にはいるとチビッ子たちはタモをかざしてチョウトンボはじめ9種のトンボやアオスジアゲハ、メダカを追って暑さを忘れては夢中になり観察会は盛り上がりました。池から離れたくない子供たちを諭しグリーンベルトの森に入り木陰の涼しさに大人たちはホッとしました。この森は40年を経過してクスノキをはじめ大きな木がうっそうと茂っていました。森を観察では期待したカブトムシは7匹ぐらいしか見つかりませんでしたが工場の係員の方が今後はこの森の樹木を外来種から、在来種に切り替えていく方向と話されていました。変わり行く腐葉土の多い豊かな森を期待して記念写真を撮って解散しました。(記:南川)
【観察した生き物】
◎植物 
  クズ、ガマ、アシ、ノイバラ、サルトリイバ、ヌルデ、ヤブガラシピラカンサ(外来)、アラカシ、マテバシイ、ヤマモモ、ハンテンボク(外来)シナサワグルミ(外来)トウネズミモチ(外来
◎昆虫
チョウトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ウスバキトンボ、ギンヤンマ、アオモンイトトンボ、ハラビロトンボ、ショウジョウトンボ、リスアカネ、アオスジアゲハ、カブトムシ、カナブン?、ナガゴマフカマキリ、クビボホハムシ、アシナガバチ類、フタモンアシナガバチ、コガタスズメバチ、ハラナガツチバチ類、マルカメムシ、オオモンシロナガカメムシ、ホオズキカメムシ、ツヤアオカメムシ、ハマベアワフキ、ヒメギス、クルマバッタモドキ、ショウリョウバッタ、クマゼミ(鳴声)アブラゼミ(鳴声)
◎鳥
 スズメ、カワラヒワ、ハシボソカラス、ヒヨドリ、ムクドリ
【観察会の様子】
 
【左】J?日鉱日石担当者のあいさつです    【右】緑地について説明しています

 
【左】マルカメムシ(クズにいっぱいついていました)    【右】クルマバッタモドキ


【観察会続き】

【左】カブトムシを捕ったぞお          【中】ホオズキカメムシ          【右】オオシオカラトンボ♀(林縁にいました)


【左】リスアカネ♂(林縁にいました)         【中】ツヤアオカメムシ          【右】ナガゴマフカミキリ?(緑地林内にいました)


【左】アオモンイトトンボ♂(ビオトープではアオモンイトしか見つかりませんでした)


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