【行事名】 佐布里の里山に生息するヘイケボタルの観察をしようA 梅の館 

【日 時】 2014年6月21日(日) 19:30〜21:00
【場 所】 知多市 梅の館近辺
【天 気】 曇
【担 当】平田、吉房
【参加者】28名 梅の館:大橋
   (指導員:平田、吉房、大矢晃、大矢美)
【内 容】
 昨日に続き、信濃川の土手や信濃川沿いの田んぼで、ヘイケボタルの観察をした。昨日よりやや雲が多いので、ホタルが多く出ると期待していたのに、前日より少なくて残念であった。しかし、ホタルを見つける度に、子供達の歓声が上がって大喜びである。田んぼの地主さんも皆の声を聞き、わざわざ来てくださった。一人の女の子の手にホタルが留まったり、スカートのレースにホタルが留まっていたりして、皆がずっと不思議に思っていた。お母さんと女の子がホタルをスカートから放してやるまで留まっているのだ。大発見!よく見るとその子は、歩く度にピカピカとかかとが光る靴を履いていた。懐中電灯をつけたり、消したりするとホタルが反応するように、この靴の光にホタルが反応したのではないだろうか?上空を舞うホタルを見つける度に、大人も子供も歓声が上がり、闇夜に目が慣れるに従って、生い茂るセイタカアワダチソウ(子供の背丈を超える)やススキに留まっているホタルまで発見出来るようになった。「ホタルが見えたし、触れてよかった。」の声に今日も安堵した。観察会に参加して下さる親御さんは、生き物を大切に扱う優しさが滲み出ていて、それが子供達にも伝わっているので、案内している私たちもほのぼのとした気持ちになりうれしくなる。佐布里の里山が、いつまでもヘイケボタルが発生できる環境であることを願っている。(記:吉房)
【観察した生き物】
◎昆虫
ヘイケボタル

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