【行事名】
「東邦ガスのビオトーブ」・・・・知多市自然調査隊 (知多市環境政策課)
【日 時】
2014年5月17日(土) 9:30〜11:30
【場 所】
知多市東邦ガス知多緑浜工場内のビオトーブと森
【天 気】
快晴
【担 当】
中井(康)・南川
【参加者】
31名 大人男子19名・女性12名 (内子供2名)
内訳(命をつなぐプロジェクトの学生実行委員会から27名)男子17名・女子10名
知多市関係者2名・東邦ガス関係者2名
(指導員:中井(康)・古川・吉房・沖田・吉川(勉)・平田・南川)
【内 容】
主催者の知多市環境政策課から今年度の知多市自然調査隊の取組みは、過去は海岸であった海を埋立て各企業の自然環境つくりへ取組み人工森林が出来た。今回の東邦ガス緑浜工場は南5区に埋め立てられた土地にビオトーブの池と人工の森内で自然観察会を行ない埋立地の場所でも自然の環境生かせばそれなりに生物多様性の人工の森が出来るということを見て感じて下さいとの挨拶があった。東邦ガス社からは「地球に優しい環境への取り組み活動」・ビオトープの成り立ちから現在までの経過をビデオで紹介があり、その後、観察時の注意事項と観察の仕方を説明後6グループに分かれてビオトーブ回りと森周辺の生き物、植物の観察に入る。展望台下の草地のオオキンケイギクの花が咲き次第に繁殖しそうなところがあり気にかかる。池端の小高い所に作られた野鳥の観察小屋があり観察しやすい様に配慮されていた。マメナシの木には小さな実が付いて一部枯れ枝があり,樹勢が少し衰えかけていたのが気になる。造成後14年目を向かえたこの緑地の変化を感じた観察会が体験できた。(記・南川)
【観察した生き物】
◎植物
ヤマモモ・グミ・カクレミノ・シャリンバイ・オオヤシャブシ・マメナシ・クロマツ・サンゴジュ・ツバキ・ガマ・コガマ・ヒメガマ・アシ・クスノキ・ハンノキ・スタジイ・マサキ・カクレミノ・エゴノキ・ニワセキショウ・スズメノヤリ・チチコグサモドキ・メタセコイア・ツバキクズ・ヤブツバキ
◎鳥
カラス・キジバト・ツバメ・オオタカ・ヒヨドリ・カワラヒワ・セッカ
◎その他
ウシカエルのオタマジャク・クマバチシ・アシナガバチ・ニホンミツバチ・マメカメムシ・ シジミチョウ・ツバメシジミ・モンシロチョウ・アオスジアゲハ・ヒメマツモムシ・オビカレハシオカラトンボ・アジアイトトンボ
【観察会の様子】
【左】東邦ガス工場の緑地展望台からの写真 【右】 観察地の経緯と現状の説明
【左】出発前のグル−プ分けと注意点の説明 【右】この森と池に生息する生き物の経緯
【観察会続き】
【左】マメナシの説明 触って実の確認 【中】 何がいるのかな? 【右】アジアイトトンボ
【左】イトトンボの仲間 【中】外来種のオオキンケイギク 【右】外来種のオオキンケイギク
【左】ヤマモモの実が少しずつ大きく 【中】マメナシの葉と実 【右】ユスリハの花
【左】メモを取り説明に聞き入る方たちが多かった 【中】ウシガエルのオタマジャクシ 【右】ビオトープに咲いていたカキツバタ
ビオトープをバックに集合写真
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