【行事名】 春の阿久比板山湿地周辺を観察しょう

【日 時】 2014年5月31日(土) 9:30〜11:50
【場 所】  阿久比町ふれあいの森⇒ 湿地周辺⇒阿久比ふれあいの森
【天 気】 晴れ
【担 当】宮内・伊藤祐(欠)
【参加者】一般:3名
   (指導員:宮内・山田(絹)・鈴木(汎)・大矢(晃)・古川・平松(裕)・牧野・中井(康))
【内 容】
  晴天で暑い観察会になりました。当日は他の観察会・行事と重なり参加者もいないのではないかと心配していましたが、まず〜の参加者になり内心ホッとしました。スタートして尾根道に入ると何となく樹木の臭いと気温の変化を肌で感じさせられる。昆虫で芋虫大好き女性の参加者がおられ、望んでいた虫を捕獲できたと大喜びされているのには全員が大喝さい(臭いの強いカメムシ類も部屋で飼っているとの事)。また、同種の樹木の仲間が沢山ある中でただ一本淋しそうに育っているクマシデにはビールの原料になるホップに似た花を数個つけ注目してくれと言わんばかりに皆を引き寄せる。予定では尾根を一周するコースにしていましたが参加者で足に負担がかかりそうな方が見えましたので、コースを変更し短縮して近道で湿地に入る。途中で見かけなかったイボタガも湿地内のネズミモチの木で数匹見る事が出来たがすでに角は付いていませんでした。ピンク色をしたトウカイコモウセンゴケの花が目立つなかナガエノモウセンゴケ(外来種)が広範囲に生えていることは心配である。ハッチョウトンボもまだ数は少ないが近くで見る事ができ初めて目にした方は‘ちっちゃい’と想像をはるかに超えているとビックリされていました。解散後時間も忘れ、幼虫の成長を絵にした観察記録を見せていただき感動(チョット観察に対する意欲も見直す事が出来た?)すると共に大変楽しい一日でした。(記・宮内)
【観察した生き物】
◎植物 
  トウカイコモウセンゴケ、モウセンゴケ、ナガエノモウセンゴケ(外来)、ニガナ、ノハラナデシコ、マンテマ、ワルナスビ、ネズミモチ、イタチハギ、ゴンズイ、ウラジロ、イソノキ、クマシデ、オオバヤシャブシ、ムラサキシキブ、ハクサンボク、ハゼノキ、ヤマモモ
◎昆虫
ハッチョウトンボ、ヒメタイコウチ、ツバメシジミ、カメムシ(仲間)、シロシタホタルガ、イボタガ、
【観察会の様子】
 
【左】コースで一番高い尾根での観察    【右】湿地内の木道からの観察


これまでの観察会へ   トップページへ