【行事名】
植物野鳥虫たちの躍動を感じよう ●阿久比ブロック主催
【日 時】
22014年4月13日(日) 9:30〜11:30<
【場 所】
阿久比町箭比(ヤヒ)神社周辺
【天 気】
曇り
【担 当】
牧野、平松裕
【参加者】
一般 1名
(指導員:榊原正、古川、森田博、平松裕、牧野)
【内容】
日差しがなく比較的、気温が低めで歩くにはちょうど良い観察日和の中、道路や田んぼ、畑の脇、箭比神社の鎮守の森を観察しました。
箭比神社の鳥居の前のサクラは、若葉が芽吹き、満開とは異なるピンクとグリーンのコントラストの美しさが感じられました。神社の森では、毎年恒例の2種類のクモの巣を観察しました。まず、ご神木でキノボリトタテグモの巣を観察しました。今年は、巣の数が少なかったように感じます。家主も不在でした。(※調べたところ成体のメスは通年いるようですが、未だ出会えたことはありません。)
もう一種のクモ、カネコトタテグモの巣は、小さな脇道の斜面にありますが、こちらも斜面自体が崩れていて、巣らしき穴は見つけるも特徴ある観音開きの戸のついた巣を見つけることはできませんでした。
神社の森を抜け田んぼの側溝や水たまりを観察しました。今回出会った生き物は、タニシ、アメリカザリガニのみでした。
道端に今年もアヘン成分を含むアツミゲシを発見。アツミゲシのつぼみは小さいときはとげ状のものがたくさん生えているが、大きくなるにつれ、とげは取れなめらかになることに気づきました。また、いつもここで活発に動いているナナホシテントウも寒めな気温でじっとしていました。
本日は、ほぼ指導員のみの観察会であり、畑、花壇、道端などいたるところに咲いた様々な花を見たり、食材となるノビル、ワラビ、セリ、ミツバなどを摘んだりとのどかな観察会でした。 (記・牧野 )
【観察した生き物】
◎植物 花:セイヨウタンポポ、カキドオシ、トキワハゼ、ハルジオン、レンゲ、ホトケノザ、カラスノエンド、フキ
◎昆虫:ナナホシテントウ、ヒラタアブ
【観察会の様子】
指導員だけの観察会みたいなものでしたので、結構、学究的な話題が出ましたがその一つ一つを文章化しませんが写真から判断して下さい。
【左】カラクサナズナ…特性は省略。クリック→拡大 【右】ショウジョウバカマは葉から子どもが出来る
【左】おかず、おつまみ…山菜採り…指導員のサガ 【右】ノビル…当然ゲット
【観察会の様子-続き】
【左】始めて見る木の花 【中】同左の拡大写真 【右】遅れてきたM氏と箭比神社で合流
【左】ゴミグモ…正直言って家主はいないと思った 【中】同左。少し家主が動いた。クリック→拡大 【右】ゴミグモを観察
【左】キッコウハグマ…知多半島では珍しいが全国に分布 【中】キノボリトタテグモの巣穴 【右】アリドオシ…これも昨今珍しい
【左】アツミノゲシ(渥美半島で発見された外来植物) 【右】趣味の山菜採り…ととき(ツリガネニンジン)もある
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