【行事名】 「虫・花・樹をさがそう・春」
【日 時】令和7年5月11日(日)9:30〜12:00
【場 所】あいち健康の森公園
【天 気】風の気持ちいい晴れ
【担 当】村瀬、門脇重
【参加者】一般20名ほど
(指導員:門脇重、竹内秀、玉井、福岡、村瀬、吉川洋)
【内 容】
1週間前のゴールデンウィーク末は雨、その後も何回か雨が降って、昨日もおとといも半日雨。照ると暑いが照らないと案外肌寒さを感じる。今日は朝から快晴、と思いきやだんだん雲が増えて風もそよそよ。本来の5月らしい気候を感じる。
タンポポは綿毛。ハルジオンが花盛り、ニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、セッカニワゼキショウのトリプル乱れ咲きの広場でトクサの草笛大会。谷に「ピーッ」という音がこだました。シイの木の雄花の花が白くなって咲き、アラカシの枝先には雌花が咲き終わりどんぐりの準備がされていた。コゲラが食事の虫を探して枝をらせん状にグルグル回っていた。ドラミングを期待したが虫を見つけないと始まらないらしい。桜の枝の間にクモの生まれたばかりの子供たちが集まってまどいを作って、風待ちをしている様子が見られた。
温度がやや低いせいかチョウがやや少ないか。その分、ムクロジの真っ黒な実を見つけてねばねばしてる〜すっぱいにおい〜なめてみたい〜と、五感全開でしばらく拾った。
イシガメの子供(ゼニガメ)ヤモリ、ムカデ、カマキリの卵と生まれたばかりのチビちゃんを並べて観察と、ちょっと意外なものも見られた。今回は、外国の方の参加者もいて、テントウムシは〜ハサミムシは〜と、英語での言い方をいろいろ教えてもらえた。(すぐに忘れてしまって記録できないのが残念)
最後に見られた生き物を分かち合って、捕まえたものは確実に飼えない場合はふるさとに戻してあげようという約束をして解散した。(記 竹内秀)
【観察した生き物】
◎植物(花):シロツメグサ、カラスノエンドウ(黒い実になっているものも)、キュウリグサ、セリ、イタドリ、ニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、セッカニワゼキショウ、ケキツネノボタン、セイヨウタンポポ、チガヤ(白い穂)ヨモギ、ニガナ、ハルジオン、オオジシバリ、カノコソウの仲間、トクサ、ユウゲシュウ、
(樹木):ムクロジ(実)、クスノキ、タブノキ(花)、アカメガシワ、ニレ(虫えいがいっぱい)ザクロ、
◎昆虫:ヤマトシジミ、ササキリ、ヒシバッタ、シャクトリムシ、ジョウカイボン、ハバチ、クモ(まどいを作るほどの生まれたばかりのもの)クロウリハムシ、マイマイガ幼虫、コカマキリ幼虫、オオカマキリ卵鞘(らんしょう)
◎爬虫・両生類など:イシガメの子供、ヤモリ、ムカデ、ハサミムシ、
◎鳥類:アオサギ、ツバメ、コゲラ
【会場の様子】
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【左】記念樹 ハナモモの実がなっているね |
【右】見つけた見つけた! |
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【左】見つけた生き物をみんなで見よう! |
【右】橋を渡ってもどります |
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【左】クモの生まれたばかりの子供たちのまどい |
【中】イシガメの子供「通称ゼニガメ」 |
【右】分かち合い |