【行事名】 「森の中で虫探し&燈火に集まる虫」
【日 時】 令和7年7月11日(金) 19:00〜21:00
【場 所】 東浦町 高根の森
【天 気】 晴れ(連日35度、雨ほとんどなく、当日の夜中に少し雨が降った程度)
【担 当】 水野恭、水野利
【参加者】一般 17家族40名ほど
(指導員:浅井一、竹内秀、松井、水野利)
【内 容】
今年は梅雨は普通に始まったが開けるのが早く、連日35度前後の猛暑日続き。ニュースによると、例年の半分ほどの降雨量とか。カラカラの土に当日の夜中に少し降ったのが恵みの雨。草木も人もちょっとほっとした。周りには夏らしい入道雲が見えているというのにもう少し降ってくれないものかと雨乞いの踊りでもしたい気分になる。
案の定樹液が出ているような木はあまりなかった。樹液発酵の酸っぱい匂いはあまり感じられず、それでもカナブンの集まる木があり、どんぐりの木を頼りに回る。コクワガタやノコギリクワガタの割合が高く、カブトムシは時期の問題もあってかほとんどいなかった。途中、水分補給で東屋に立ち寄ったが、床下にたくさんのアリジゴクが見られ、しばらく行くと成虫になったウスバカゲロウもみられた。アブラゼミ、ニイニイゼミの羽化はこれからといったところ。灯火採集の幕に集まる虫たちが案外少なく、ニイニイゼミ、アオドウガネやカナブン、カメムシ類、コフキコガネ、スジコガネねどが見られた。
持ち帰るのに木の枝を一緒に入れておかないと、乾燥で弱りやすい。雄雌一緒に入れておくと雄が弱って早死にするので、長く飼いたいなら別々にして飼った方がよいといった話を聞くことができた。 (記・竹内秀)
【観察した生き物】
◎昆虫
キマワリ、カナブン(大量)、アオドウガネブイブイ、スジコガネ、コフキコガネ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、オサムシ、カブトムシ、チャバネアオカメムシ、クサヒバリ類の幼虫、コロギス、ミヤマカミキリ、ゴマフカミキリ、コアシタカグモ、モリチャバネゴキブリ、ニイニイゼミ(幼・成虫)アブラゼミ(幼)、アリジゴク、ウスバカゲロウ、カタツムリ、ムカデ、
【観察会の様子】
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【左】注意事項の話 |
【右】この木にいるかな? |
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【左】カナブンサロン発見! |
【右】みんなで行くから怖くない。闇を進みます。 |
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【左】ムカデも獲物探しにやってきました |
【中】灯火採集の幕をのぞき込みます |
【右】灯火採集の幕 |
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【左】ニイニイゼミの羽化 |
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【右】アブラゼミの羽化 |