【行事名】 「セレトナ森の研究室@植物おもしろ探検隊」●二ッ池セレトナ

【日 時】 令和6年4月14日(日)9:30〜11:30
【場 所】 大府市 二つ池公園
【天 気】 曇り
【担 当】 吉川洋 村瀬
【参加者】 一般 大人7名、子ども4名(幼児1名)
             (指導員:浅井、福岡、村瀬、吉川)
【内 容】
 セレトナ森の研究室@ 植物おもしろ探検隊 春に咲く花はどんな色が多いかな?
 よく晴れて暖かい?暑いくらいの日になりました。
 参加者は大人の方が多く、子どもたちは少なかったので、セレトナの虫メガネをお借りして全員で小さな花の中を覗いたり、そこにいる虫を見たり、風を利用する花や虫を利用する花の違いを見たりして楽しみました。はじめにガイドマーク(蜜標)について説明し、用意した桜の葉や花を観察してから花の色だけでなく蜜に導く工夫を観察しました。はじめに花壇に植える予定だったコンパクトなゼラニウムの花の中の部分の色の違い、おしべの色とめしべの色、形を見てその後、館長が持ち寄っていたプランター植えのセイヨウジュウニヒトエ(アジュガ)のガイドマークをじっくり観察しました。その後、植栽された満開のコナラやクヌギの雄花、しました。
 これは風を利用する花なので、枝先の雌花も虫眼鏡でよく見てこれが秋にドングリになることを伝えました。そこにあったトウカイタンポポとアオオニタビラコからアオオニとアカオニがあることに触れました。後で林の中のヤブタビラコ群落との姿の違い、大人はかなり興味を持ってくれました。その後、緑の花のニシキギや白い花のユキヤナギ、ドングリができるまでに2年かかるウバメガシを見て、コナラ林の中の花や虫を見ていきました。ドングリの葉についてた生まれたてのナナフシは、かなり喜ばれました。途中に落ちているアカメヤナギの雄花を毛虫モドキと紹介して、雄花の様子も観察してもらいました。(わたしは芋虫もどきと紹介しようと思ったのですが、福岡さんがこれは毛虫でしょう??ということで毛虫モドキとなりました)かわいい毛虫という感じでみなさんよく観察していました。公園内で保護されてるミカワツツジの群生地を歩き昔からここにある理由も考えてもらいました。今回は花の蜜が甘いものと、少し花に苦味や酸っぱいものがあることがわかり、園児?で酸っぱいのは?と聞いていた子がいたので、途中でスイバなどを紹介してみなさん少し舐めてました。
 今回の参加者の半分以上が大府市民でなく、近隣の市町だったのは興味深いものでした。  (記 吉川洋行)

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