【行事名】 「干潟の生き物と漂着物」   ● 美浜町環境課主催

【日 時】 令和6年6月22日(土) 9時30分から11時30分頃まで
【場 所】 集合:美浜町JAあいち知多美浜西支店P
【天 気】 晴
【担 当】 永田孝、中村
【参加者】 一般: 27名
       (指導員:永田、中村英、鈴木汎)
【内 容】
 今回、奥田海岸では、奥田小学校の親子学級があり、潮干狩りをしていました。私たちは、少し離れて生き物の観察、採集を行いました。堤防では、カニやイソギンチャク、ヤドカリ、砂浜のアマモの中では、ハゼの仲間やメジナなどの魚を捕獲しました。砂浜を掘るとハマグリやアサリが取れました。漂着物ではアオサなどの海藻、池から流れてきたと思われるヒシやハスの実、ドングリ、それにプラスチック製の漂着物がたくさんありました。プラスチック製の漂着物の中には、農作物の肥料のカプセルもありました。これは中身の肥料が少しずつ溶け出すように小さな粒のようなプラスチックの中に肥料が入っていたもので、この小さなカプセルが流れ着いたもので、マイクロプラスチックとして問題になっていることも説明しました。
参加者には、採集できた生き物や漂着物、それらを含めた海の環境について考えるきっかけにしてほしいと思いました。

【観察した生き物】  
クジメ、マハゼ、アゴハゼ、カエルアンコウ、アミメハギ、フグの仲間、マメコブシガニ、アミメキンセンガニ、スナガニ、ヒライソガニ、イシガニ、ガザミ、ショウジンガニ、イソスジエビ、アナジャコ、ヤドカリ、ヨコバサミの仲間、ハマグリ、アサリ、アナアオサ、シオフキ、スガイ、イボニシ、ヒザラガイ、クロフジツボ、モコエビ、コアマモ、ゴカイの卵、ミズクラゲ、タテジマイソギンチャク、ヨロイイソギンチャク

【漂着物】  
ヒシ、ハスの実、ドングリ、ルアー、肥料のカプセル


【観察会の様子】

【上】干潟での生き物採集


【左】採集した生き物などを観察 【右】カニがたくさん取れました

【観察会の様子-追加】

【上】漂着物は海藻のほかに、木の実、草の実、プラスチック製のものもありました


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