【行事名】 「里山の秋を見つけよう」
【日 時】 令和6年10月13日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 集合:東浦自然環境学習の森P
【天 気】 晴れ
【担 当】 水野恭、岩本
【参加者】 一般18名 (大人7名、子供11名)
(指導員:門脇、纐纈、竹内秀、田中央、玉井、南川、森田)
【内 容】
朝夕の涼しさを感じながらのスタート。しかし、観察会をしているうちに青空がだんだん広がって汗ばむほどの陽気。稲穂が頭をたれ、工場の土手はクズの葉でぎっしり覆われていた。子供たちはカマキリやコオロギ、チョウ、バッタ類をとらえて楽しんだ。カナヘビも見つけられ追いかけられていた。アケビは、まだ固く口は開いていなかった。空中には蜘蛛のマンション ができ、冬に備えて卵を準備するための食欲の秋を満喫しているものと、ちょっと食料が足らなさそうなものとがいた。最初に場所を選ぶときの善し悪しでかなり変わってくるものだと感心している大人たち。子ども達は、カマキリを何匹も飼育ケースに入れたために共食いが始まっているのに興味津々。栗拾いを頑張っている子もいた。大きなスズメガの幼虫が見られた。緑のと茶色のがいたが同じ種類だと思われた。エノコログサの「毛虫出たぁ。」や、チカラシバの栗(毛虫)が人気だった。
(小さい子が多かったので、山羊のいないひろばから竹灯籠作業場に上がり、東屋で振り返りをして解散した)
(記・竹内秀)
【観察できた植物や生き物】
◎樹木つるの実:ヤマノイモのむかご、アオツヅラフジ、カラスウリ、クヌギ、コナラ、クリ、コムラサキシキブ、クズ(さや)、ムクノキ(実)、クサギ(実)、フジ(実)、キリ(実)
◎草の実:イヌタデ、カラスウリ、アメリカセンダングサ、イノコズチ、キンエノコロ、エノコログサ、アキノエノコログサ、ススキ、オギ、ヨシ、ツルマメ、チカラシバ
◎草の花:ミゾソバ、セイタカアワダチソウ、アキノノゲシ、セイヨウタンポポ、ツルマメ
◎昆虫・蜘蛛類:ツチイナゴ、エンマコオロギ、オンブバッタ、オオカマキリ、オオスズメバチ、ジョロウグモ、マイマイカブリ、シギゾウムシ、テントウムシ、
◎蝶類:クロコノマ、
◎その他:カナヘビ、アマガエ
【観察会の様子】
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【左】秋の野を進みます |
【右】じゃーん ゲット! |
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【左】どっちが大きい?! |
【右】指導員の説明 |
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【左】さわれた!マイマイカブリ |
【右】口の長―い シギゾウムシ |