【行事名】 「春の里山の恵みを探そう」 ●東浦町環境課主催
【日 時】 令和6年4月14日(日)9:30〜11:30
【場 所】 東浦自然環境学習の森
【天 気】 晴れ
【担 当】 岩本、竹内秀
【参加者】 一般30名
(指導員:岩本、門脇重、竹内秀、田中央、藤井辰、降幡、南川)
【内 容】
一週間前より新芽が大きくなっていろいろな緑の色で山が笑っている新緑の中を気
持ちよく歩きました。入り口付近に見落としそうな小さいナナフシモドキがいまし
た。 ハルジオンは100年ほど前に日本に花壇の花としてやってきたものが逃げ出して
野山に広がり、花の色は白からピンクまであることにへぇと声が上がっていました。
池の縁には、雄花の穂をつけたコナラ、アケビの花が咲いていましたが、フジの花は
まだつぼみでした。 多目的広場は今はまだ背の低い草原で、カナヘビ、ナナホシテ
ントウ、を追いかけました。
ワラビ取りは、ささやぶの中を去年の枯れた葉を目安に探しました。血が騒ぐなあ
と言われる歳の大きいお姉さんが言っていました。
イタドリも太いものが出ていました。春の七草の「せり」がおいしそうな葉を伸ば
していました。竹の保全グループ竹灯籠の会の方のお話も聞きました。若い子たちが
紙やすりで竹の表面を削ってなめらかにして、於大祭りの前夜祭のための準備をして
いました。
竹やぶに入ると大きなタケノコがたくさんあり、若いのを探して掘り取りました。
1週間前と比べると大分竹の子の数も増え、通路の真ん中にもにょきにょきと竹の子
がでていました。自分で掘ろうと小学生の子が頑張っていました。車まで持っていく
のも苦労するほど取れた人もいて、楽しく過ごしました。 (記 竹内秀)
【観察した生き物】
◎植物
タンポポ オオジシバリ オニタビラコ、コオニタビラコ、ヤブタビラコ、ハルジ
オン、シロツメグサ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサ、レンゲソ
ウ、タネツケバナ、ナズナ、イヌガラシ、ハコベ、オランダミミナグサ、ツメクサ、
ノミノフスマ、マツバウンラン、キュウリグサ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグ
リ、ムラサキケマン、ケキツネノボタン、タガラシ、ヘビイチゴ、スズメノヤリ、ス
ズメノテッポウ、スズメノカタビラ、コナラ、フジ、アケビ、キリ、※収穫…モウソ
ウチク(筍)、ワラビ、ヨモギ、イタドリ
◎昆虫
アゲハ、キアゲハ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、キタキチョウ、モ
ンシロチョウ、ツマキチョウ、モンキチョウ、キタテハ、ルリタテハ、テングチョウ
(幼)ナナホシテントウ、マイマイカブリ、タケクマバチ、ナナフシモドキ、
◎爬虫・両生類:カナヘビ、アマガエル
◎鳥類:ウグイス、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ホオジロ、
【観察会の様子】
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【左】協力して掘るよ |
【中】マイマイカブリ |
【右】まとめのお話 |