【行事名】
朽ち木の生きものをさ探そう
【日 時】
2012年3月11日(日) 9:30〜11:30
【場 所】
常滑市大曽公園
【天 気】
晴れ
【担 当】
降幡、水野由
【参加者】
一般19名(大人7名、子ども12名)
(指導員10名:降幡、水野由、村山、森田琢、榊原正、渋谷、古川、浅井一、平松俊、原)
【内 容】
寒い中、たくさんのちびっ子虫気狂が集まりました。ほとんどの子どもは虫が大好きです。子どもが虫が大好きでも自由に里山に出かけることは出来ません。保護者の方に引率していただかなくては出かけることが出来ないのです。大きなショッピングセンターに行けば虫はもちろん何から何まで手に入り、一日楽しく過ごすことが出来ます。でも、自然とのふれあいが大切なのです。ぜひ虫大好きな子供たちを野外に連れ出してください。
大曽公園は園内を整備し伐採した木を森の中に残してあります。その残した木に生き物が集まり木を分解して土に戻してくれます。知多地方のほとんど公園では伐採した木を綺麗に片付けてしまいます。管理者に聞いて見ると樹木を片付けるのは住民からの要望であると言われます。
大曽公園は伐採した木を森の中に残してある関係からたくさんの虫が観察でき、子どもも大人も大喜びでした。(記・降幡)
【観察した生き物】
◎昆虫
コクワガタ(幼虫)、タマムシ(幼虫)、カブトムシ(幼虫)、カミキリムシ科(幼虫)、タマムシ科(幼虫)、コメツキムシ科(成虫、幼虫)、キマワリ(幼虫)、クチキムシ、
エグリゴミムシダマシ、オオクチキムシ、ヨツコブゴミムシダマシ、アカハラクロコメツキ、ベニモンキノコゴミムシダマシ、ナガニジゴミムシダマシ、モリチャバネゴキブリ、ヒゲジロハサミヌ、クマバチ、コツチバチ類?、ハナバチの仲間の幼虫(竹筒の中)、ヨツボシオオアリ、アミメアリ?、セグロアシナガバチの巣?
◎茸
エノキタケ、スエヒロタケ、クロコブタケ
◎その他
カナヘビ、トビズムカデイ、イッスンムカデ、マクラギヤスデ、オカダンゴムシ、イセノマイマイ
【観察会の様子】
【左】開会挨拶 【中】朽ち木の生きもの解説 【右】生きもの探し
【左】生きもの探し 【中】分かち合い 【右】中国土産ナッツ試食会
【観察会続き】
【左】たくさん虫が見られ、楽しかった。 【右】大きく見えるぞ!
【左】エグリゴミムシダマシ 【中】オオクチキムシ 【右】ベニモンキノコゴミムシダマシ(朽ち木やキノコを食べ、♂には左右非対称の角がある)
【左】ナガニジゴミムシダマシ類(よく似た仲間が数種類います)
【中】ヨツコブゴミムシダマシ(胸背前部の四つのこぶがはっきり見えます(♂だけ)。エグリゴミムシダマシ♂はへこんでいるだけです)
【右】アカハラクロコメツキ(幼虫は主に松類の朽ち木を食べるそうです)
【左】カナブンの仲間の幼虫 【中】キマワリ幼虫 【右】コクワガタ幼虫
【左】タマムシ幼虫 【中】コメツキムシの仲間の幼虫 【右】カミキリムシ幼虫
【左】カブトムシ幼虫 【中】ヒゲジロハサミヌシ 【右】クマバチ
【左】コツチバチ類?
【中】ヨツボシオオアリ(腹部に四つの黄白色紋があります。樹上性です)
【右】アミメアリ?とアリの巣(女王アリがいなくて産卵は働きアリがするそうです)
【左】ハナバチの仲間の幼虫(竹筒の中) 【中】ハナバチを誘導する為の竹筒 【右】セグロアシナガバチの巣?
【左】ギングチバチの仲間のサナギ(9ミリ)) 【中】5月にギングチバチの仲間のサナギがに羽化した。 【右】エグリヅマエダシャク(平松俊氏が自宅で飼育したら4/14に羽化した)
【左】トビズムカデイ 【中】イシムカデの仲間 【右】ダンゴムシの仲間
【左】マクラギヤスデ 【中】カナヘビ 【右】イセノナミマイマイの抜け殻
【左】カビ 【中】エノキダケ(食) 【右】スエヒロタケ
【左】クロコブタケ 【右】粘菌の仲間?
エグリヅマエダシャクとサナギ(3月11日大曾公園の朽ち木で手に入れたサナギ(20ミリ)が羽化しました)
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