【行事名】 秋の虫を観察しよう

【日 時】 2011年10月10日(月) 9:30〜11:30
【場 所】 常滑市 大曽公園
【天 気】 晴れ
【担 当】 平松(俊)、森田(琢) 
【参加者】 大人17名、子供25名、計42名
       (スタッフ5名:平松(俊)、森田(琢)、中井(三)、原、村山)
【内 容】
 この度の3連休は好天に恵まれ、各市町の観察会はいずれも活況を呈しているものと推察されます。常滑地区「秋の虫観察会」は大曾公園主催で知多自然観察会がスタッフ協力を致しました。
観察会への事前予約は11家族33名、当日の参加者、指導員を含め47名になりました。当日は幼い子どもが多かったので、活動範囲を旧交通センター一角の草地と東屋に限定し、「コオロギ・バッタ・キリギリス類の採集と観察(平松俊)」、「草遊び、ススキやシュロの葉でバッタ作り(中井三)」を中心に進めました。
 草地にはイネ科の雑草やクズの蔓が生い茂り、セイタカアワダチソウなどが目立ちました。簡単な注意事項をお願いした後、親子家族には自由に昆虫採集に勤しんでもらいました。草地のあちこちで歓声があがり、スタッフへの問いかけが交錯していました。1時間ほどで20種類ほどのバッタ類が採集され、東屋へ集って分かち合いをしました。並行して、進めた草遊びでは「ススキ・バッタ」が好評で、沢山の親子が夢中になってバッタを編み上げ、おみやげにしました。
 遊びが名残り惜しい中、昆虫たちをリリースしてやや早めに観察会を終えました。(記・森田(琢))

【観察した生き物】
◎草地周辺でみつけた昆虫
バッタ:トノサマバッタ、クルマバッタモドキ、マダラバッタ、イボバッタ、オンブバッタ、ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ、コバネイナゴ、ツチイナゴ、ツユムシ、クビキリギス、ホシササキリ、ミツカドコオロギ、カンタン

バッタ以外:ベニシジミ、ウラギンシジミ、チャバネセセリ、シロオビノメイガ、ウスバキトンボ、ナツアカネ、アキアカネ、コアオハナムグリ、クズノチビタマムシ、ウリハムシ、コフキゾウムシ、オオハナアブ、ニクバエ類、ハラナガツチバチ類、セイヨウミツバチ、オオカマキリ、ハラビロカマキリ、モリチャバネゴキブリ


◎草地周辺の主な植物
ススキ、クズ、セイタカアワダチソウ、ヒヨドリバナ、コセンダングサ、イネ科の雑草群
アカメガシワ、トベラ、ハゼノキ、キヅタ

【観察会の様子】

【左】アカメガシワと採集の様子             【中】セイタカアワダチソウと採集の様子        【右】ススキと採集の様子


【左】子どもたちの昆虫採集1              【中】子どもたちの昆虫採集2             【右】子どもたちの昆虫採集3


【左】子どもたちの昆虫採集4             【中】子どもたちの昆虫採集5             【右】子どもたちの昆虫採集6


【左】採集したバッタ類の分かち合い1         【中】採集したバッタ類の分かち合い2          【右】採集したバッタ類の分かち合い3


【左】ススキ・バッタ作品                 【中】ススキ・バッタ作り指導1              【右】ススキ・バッタ作り指導2


【観察会続き】 

【左】ウスバキトンボ(手前)
【中】ショウリョウバッタ
【右】トノサマバツタ


【左】ミツカドコオロギ
【中】ホシササキリ
【右】ハラビロカマキリ (キリギリス類捕食中)


【左】クモによる捕食
【中】コクワガタ (今年2月、朽ち木の虫観察会で捕らえた幼虫が成虫になりました)
【右】アオハナムグリ


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