【行事名】
夜の虫を探そう
【日 時】
2011年9月9日(金)19:00〜21:00
【場 所】
常滑市 多賀神社
【天 気】
晴れ、蒸し暑い夜
【担 当】
平松俊、降幡
【参加者】
一般 12名(大人3人、子供9人)
(スタッフ:平松俊、降幡、森田琢、古川)
【内 容】
18:35に現地に到着しました。既に降幡さん、森田さん、古川さんの3名が灯火機材をおろして設置に取り掛かっていました。いつものように駐車場東側に設置し18:50に点灯しました。
天気はうすぐもり、蒸し暑く風のない絶好に近い条件になり、アオドウガネ、ゴモクムシ類、ヒメガムシなどが次々に飛来しました。19:40スケジュール説明、スタッフ自己紹介、注意事項を話して神社の周囲を一周するナイトハイクに出掛けました。
アオマツムシがうるさく鳴く中、南側ではいつもどおり大きなマダラカマドウマが何匹も見つかりました。しかし観察会の常連が多いのかあまり気味悪がらず、むしろ木の幹に群れるアリの大群に興味津々でした。
スズムシ、マツムシ、コオロギ等の声を聞きながら虫やカエル、クモ、ザリガニ、ヘビといろいろな生き物を観察でき、20:30頃灯火場所に戻りました。森田さんが捕らえた生き物の説明に会で購入した観察カップを早速使っていたのには感心しました。
灯火にはコガネムシ、ゴミムシ、ウンカ、ヨコバイ、ハネカクシ、カメムシ、コオロギなど非常に多くの虫が集まり、特にゴミムシ、コオロギは気持ち悪いほどでした。またギンヤンマが灯火に来るとは驚きました。集まった虫を皆で観察し、20:40頃観察会を終了しました。 記・平松俊)
【観察した生き物】
◎灯火に集まった昆虫
メイガ類、ハマキガ類、シャクガ類、ヤガ類などガ多種、ギンヤンマ、ゴミムシ類、クビナガゴミムシ類、アオバアリガタハネカクシ、コガシラハネカクシ類、ヒメガムシ、コガムシ、アオドウガネ、ヒメコガネ、コイチャコガネ、サビキコリ、ヒメカメノコテントウ、ヒメテントウ類、クロカミキリ、トビイロマルハナノミ、アブラゼミ、ツマグロヨコバイ、ヨコバイ類、ウンカ類、ツチカメムシ類、オオホシカメムシ、クロカメムシ、ナガカメムシ類、イボバッタ、ヒシバッタ類、ハネナガヒシバッタ、ミツカドコオロギ、オカメコオロギ、スズムシ、クマスズムシ、カンタン、カヤヒバリ?、マダラスズ、シバスズ、コカマキリ、クサカゲロウ類、ガガンボ類、羽アリ多数、オオハサミムシ、
◎ナイトハイクで見た昆虫
ヤマトシジミ、オオシマカラスヨトウ?、エビガラスズメ、セアカヒラタゴミムシ、ゴミムシ類、ヒメガムシ、アオドウガネ、コイチャコガネ、オオモンシロナガカメムシ、トノサマバッタ幼虫、コバネイナゴ、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、スズムシ、マツムシ、カンタン、カネタタキ、マダラカマドウマ、オナガササキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ、クサカゲロウ類、アリ類、オオハサミムシ、モリチャバネゴキブリ、
◎その他
【観察会の様子】
【左】灯火観察 白幕設営 【右】全員集合 3家族12名
【左】観察会開会挨拶 【右】ナイトハイクへ出発
【観察会続き】
神社の周りをナイトハイク
【左】生きもの解説 【右】側溝の水中で何か動いてるよ (アメリカザリガニ、ウナギ、ヌマガエル)
【左】カマドウマがいるよ 【中】マダラカマドウマ 【右】月が出ていました。
【左】カネタタキ♀ 【中】カネタタキ♂ 【右】ゴミムシがアスファルトの上を歩いていました。
【左】セアカヒラタゴミムシ 【中】虫を持ってご機嫌 【右】トノサマバッタ?幼虫
【左】あっザリガニがいるよ 【中】アメリカザリガニ 【右】ハラビロカマキリ
【左】カマキリ別名チョウセンカマキリ 【中】やさしい蛇、ヒバカリに触りました。 【右】アリ類の集団(何かの幼虫らしきものがいます。アリが集まった原因かもしれません)
【左】ユミアシゴミムシダマシ 【中】オオシマカラスヨトウ? 【右】コイチャコガネ
【左】23 【中】24 【右】エビガラスズメ
【左】ベニシジミ 【中】オオハサミムシ 【右】トビズムカデ(大ムカデの仲間で毒が強いです)
【左】ツバキの実 【中】カクレミノの実 【右】クサギ
【左】ジンジャー 【中】ジンジャー、いい匂いがするよ 【右】ハラタケの仲間
灯火(水銀灯)に来た虫さん
【左】ウスグモスズ(外来種で樹上性です)
【中】クサヒバリ♀(ウスグモスズと似ていますが後ろ足に褐色斑があります)
【右】オオヒラタシデムシ(知多の灯火観察で見るのは初めてと思います)
【左】ヤガ類 【中】シバツトガ? 【右】キノコヨトウ?
【左】ヤナギネムシガ 【中】シロオビノメイガ? 【右】ノメイガ類
【左】ハマキガ類? 【中】ヤガ類 【右】ハマキガ類?
【左】ベニヒメシャク? 【中】シャクガ類 【右】ハマキガ類?
【左】ヨコバイ類 【中】48 【右】49
【左】50 【中】トビイロマルハナノミ 【右】アオドウガネ
【左】ゴミムシ類 【中】ハネカクシ類 【右】コイチャコガネ
【左】コイチャコガネとトビイロマルハナノミ 【中】サビキコリ 【右】ゴミムシ類
【左】ヒメカメノコテントウ 【中】ミジンハサミムシ? 【右】クビナガゴミムシ類
【左】ガムシ類? 【中】ユミアシゴミムシダマシ 【右】64
【左】ヒメガムシ 【中】コガムシ 【右】アオドウガネ、クモの仲間、ゴミムシ、ハネアリ
【左】セアカヒラタゴミムシ 【中】ゴミムシ類 【右】ゴミムシ類の集団
【左】ミツカド又はオカメコオロギ♀ 【中】マダラバッタ? 【右】イボバッタ
【左】スズムシ 【中】ツヅレサセコオロギ?♀ 【右】ミツカドコオロギ、オカメコオロギ、シバスズ♀
【左】ミツカドコオロギ 【中】コバネイナゴ 【右】ヒメヒシバッタ
【左】マダラスズ 【中】カンタン?♀ 【右】クマスズムシ
【左】イボバッタ 【中】ギンヤンマ 【右】ギンヤンマ
【左】コカマキリ 【中】コカマキリ 【右】88ハサミムシ
【左】クサカゲロウ 【中】カヤヒバリ? 【右】ウンカ類
【左】アブラゼミ 【中】ツマギロヨコバイ 【右】左、ツマギロヨコバイ。
【左】クロカメムシ 【中】ツチカメムシ 【右】オオホシカメムシ
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ナガカメムシ類
【観察会前日の下見 多賀神社の社叢(県指定天然記念物)】
オガタマノキ、サカキ、カクレミノ、ヤブツバキ、イヌマキ、ヤブニッケイ、タブ、クロガネモチ、ヤマモモ、ヒメユズリバ、トベラ、モッコク、
ヒサカキ、ネズミモチ、モチノキ、シャシャンボ など暖帯林を構成する樹種からなる社叢です。(教育委員会掲示板より抜粋)
【左】一の鳥居 【中】参拝昇降石段 【右】二の鳥居
【左】参道 【中】本殿 【右】絵馬(蟹)
【左】神社前の池 ホテイアオイ 【中】ハス 【右】芳香を漂わすジンジャーリリー
【左】ナイトハイク予定 社叢外縁の観察街道 【中】モウソウチク竹林 【右】ナイトハイク予定街道
【左】ナイトハイク予定街道 【中】里山景観 【右】秋の鳴き虫 ナイトハイク予定街道
【左】オガタマノキ(境内) 【中】杉林(境内) 【右】ネズミモチ(境内)
【左】クリ (社叢外縁) 【中】ハゼノキ 【右】ヒノキ
【左】ヤマモモ (社叢外縁) 【中】ウバメガシ 【右】ヤブツバキ(実)
【左】カクレミノ (社叢外縁) 【中】タブノキ 【右】イヌビワ(実)
【左】ヤツデ (社叢外縁) 【中】クサギ 【右】トクサ
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