【行事名】 木の実、花、虫ウォッチングで秋を感じよう
● 武豊ブロック主催
(平成24年度 あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業交付金事業対象観察会)
【日 時】
2012年9月9日(日) 9:40〜11:50
【場 所】
武豊町 別曽池公園周辺
【天 気】
晴れ(真夏日)
【参加者】
一般 4人(大人 3人 子ども1人)
指導員:原、榊原正、鈴木(樹)、 畑中、伊藤伸(鈴木・記)
【内 容】
9月といえば、例年ならば暑さも和らぎしのぎやすい時期。しかし今年は違う。真夏の続きで35度、36度の日が連続し、まさに異常気象の様相。そのせいか、ちょっとさびしい参加者数でした。
集合した駐車場から園路を西に進み、知多中央道の下を通り抜けて、中央道と並行した道に出た。以前は盛んに耕作された田んぼが、耕作放棄されて久しく、今は荒れて太いハンノキが生い茂る林になってしまった。稲架け用のはざ木をしまっていた小屋が廃墟となって林の間に見える。シジミチョウの仲間が時折飛び交うが、それも、ものさびしく感じてしまう。道を山裾に沿って北へ進んだ。アケビとミツバアケビの実が木の枝に沢山ぶら下がっている。色づくにはもう2週間ほど要するようだ。
道端にススキが続く所に来た。毎年あるススキの寄生植物「ナンバンギセル」は・・・? ありました。丁寧に探してようやく1本がみつかりました。いつもの年は沢山生えているのに、今夏の猛暑でこの植物も生育に影響を受けたのではなかろうか。ともあれ見る事が出来て、安堵しました。
【観察できたもの】
<花>
クズ、ヘクソカズラ(果実も)、ヒヨドリバナ、ママコノシリヌグイ、ナンバンギセル、ハギ ほか
<草・実・木>
クワ、アカメガシワ、ニシキギ、クス、ハンノキ、ヤシャブシ、ヒサカキ、テイカカズラ、トキワススキ、イラクサ、ガマノ穂、アケビ、ノアズキ、サルトリイバラ、カクレミノ、ヤマノイモ、シャシャンボ ほか
<虫>
マメコガネ、ウスバキトンボ、オオミズアオ、スズメガの仲間、ウラギンシジミ、チャバネセセリ ほか
【観察会の様子】
【左】始めのあいさつ 【右】サルトリイバラの実 秋が深まると赤く色づく
【左】イラクサ 【右】正面の看板文字は「あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業交付金事業」
<補足説明>上記の記念写真の左から二人目の人が持っているものは、下に掲載の「公園や野の生物」の
リーフレット。実サイズはA4判、ラミネート加工。交付金を利用して作成。当日の参加者に配付です。
※交付金対象事業の観察会ではその場に適したリーフレットが参加者に配付されます
【左】 おもて 【右】 うら
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