【行事名】 灯火に集まる虫とホタルを探そう

【日 時】 2012年6月16日(土)19:30〜20:50
【場 所】 武豊町民会館ゆめたろうプラザ西南一帯
【天 気】 雨
【担 当】畠、畑中
【参加者】 一般 10人(大人 6人 子ども4人)
   (指導員:畠、畑中、鈴木樹、古川、伊藤伸)
【内 容】
 5月29日の梅雨入り宣言から3週間、梅雨の中休みの晴れの日を期待してきたが朝から雨で、時々強く降って、開催そのものを心配しなければならない程でした。 午後になると開催の問い合わせが3件ほど。いずれも「行います。雨具を用意してね」と実施を告げた。この雨であり、灯火採集は中止とした。
 開始頃はだんぜん小降りになり、やれやれ。今日のコースは約1.5 キロメートル。まず堀川上流部の土手の道を、対岸に光るものは無いかと探しながらゆっくり進む。 なかなか光るものが無い。やがて川と分かれて田んぼの中の狭い舗装路を行く。先頭の人が「いたっ!」と声をあげた。みんなササッと寄った。排水路の土手の中程で確かに「ピカー ピカー」と力強く光っているのがみえた。「いたいた。光ってる、光ってる」と口々に興奮した声。「あそこにもいる。光っている」。
 「この一角は無農薬栽培の田である」と地元をよく知る鈴木指導員。やはり農薬や除草剤が、生物に大きく作用しているようだ。大粒の雨が降り出したのを機に早めのUターンを決める。
 出発後に少し遅れて追いつき合流した参加者。「まだ子どもが小さかった30年ほど前は、家の周りにホタルがいっぱいいて、電気を点滅させると沢山寄って来た。懐かしいホタルに一目会いたいと思って来たけど、ほんとに会えてよかった。狭まったこの環境の中でよくぞ命をつないでいてくれた」と大感激の様子。
 雨のせいもあり、「乱舞するホタル」を期待してきた面々には、甚ださみしいホタルの数であったが、人の手が加わっていない天然の「ほんもののホタルに出会った」ことを喜びとしていただきたいと思います。
 なお、参加のみなさんには、「ホタル」について記したA4・1ページの資料と、武豊での観察会の予定表を渡した。(記・畠 )
【観察した生き物】
 ヘイケボタル、草に止まって眠っているモンシロチョウ、キチョウ ほか 

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