【行事名】
春の野の花と虫さんたちに会いに行こう
【日 時】
2012年4月 8日(日)9:30〜11:30
【場 所】
武豊町別曾池公園とその周辺
【天 気】
快晴
【担 当】
鈴木、古川
【参加者】
一般 17人(大人10人 子ども7人)
(指導員:原、鈴木樹、古川、畠、森田博、浅井、牧野、畑中、伊藤伸)
【内 容】
快晴の絶好の観察会日和。開花が遅れたサクラも丁度今が満開。指導員を含め一行26人。本日のコースと予定時間、見どころを伝え、さらに安全のための注意事項など、はじめのミーティングを行って出発。
まず名鉄ガードをくぐって線路南へ。ウグイスがすぐ近くで鳴いている。道端にはホトケノザが群生。花びらを摘んで蜜を吸う子、拡大鏡で花の模様を観察する子、水路でオタマジャクシを見つけ思わずはしゃぐ子。それぞれが自然の営みに興味を沸き立たせている。つぼみオオバコがけっこう勢力を伸ばしている。今度は南知多道路をくぐって西側へ。アシタバが元気で、クズやイタドリも新芽を伸ばし始めている。バッタの子どもがピョンピョン飛び、チョウも舞出して子どもらのタモ網が盛んに振られる。何とも頼もしい。
典型的な里山形成の田に来た。口元に刈り機が入った跡があるが稲はほとんど刈られていない。察するに深田ゆえ放棄されたか。里山の佇まいがまた一つ消えようとしていて寂しい。その田に続く土手の木にミツバアケビの赤紫の花。その愛らしさに何か救われた思い。
最後にシラハエの稚魚がいたという池の縁を観察。遊歩桟橋から覗くとおびただしい数の集団が泳いでいるのが見えた。我々としては初めての発見でした。
年度最初の観察会。十分春を感じえた2時間でした。(記・畠 )
【観察した生き物】
◎植物
オランダミミナグサ、カラスノエンドウ、スギナ、ムラサキサギゴケ、トウカイコモウセンゴケ、セイヨウカラシナ、タネツケバナ、コオニタビラコ、ヒサカキ、ヤエムグラ、シロツメクサ、オニノゲシ、イタドリ、ムラサキケマン、ニガナ、ニホンタンポポ、セイヨウタンポポ、ハハコグサ、コシダ、ギシギシ、チチコグサ、ヘビイチゴ、キツネノボタン、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、スミレ、キウリグサ、スズメノヤリ・テッポウ、ヤシャブシ、ヒメヤシャブシ、ヒメオドリコソウ、ミツバアケビ、レンゲ、ハンノキ、スイバ、サンキライ
◎昆虫
ツマキチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ、ナミテントウ、ベニシジミ、バッタ
◎鳥
アオサギ、ウグイス、コゲラ、カワラヒワ、トビ、ハシブトカラス、メジロ、カワウ、ムクドリ、ヒヨドリ
【観察会の様子】
【左】はじめのミーティング 【右】田んぼの脇の水路は絶好の観察ポイント
【左】水路でオタマジャクシを見つけ思わずはしゃぐ子 【右】シラハエの稚魚(写真をクリック→ビッグ)
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