【行事名】
「初夏の草花と花木を訪れる生きもの」
あいちの自然観察
【日 時】
2011年5月8日(日) 9:30〜11:40
【場 所】
武豊町 長成池公園
【天 気】
快晴
【担 当】
原、畠
【参加者】
一 般 14名(大人7名、子供7名)
(会員:原 穣、鈴木、榊原正、森田琢、田中和、畠+ 県事務局浅井聡司、名古屋支部滝田久憲)
【内 容】
快晴微風の観察絶好の日。予想最高気温は28°C。そんな中開始10分前ともなるとタモ網、虫かご、図鑑まで手にした親子連れが幾組も参集。
今日は「あいちの自然観察会でもある」と開会挨拶。注意事項周知の後、原指導員が昨年ここで観察された植物、昆虫について資料を配布して説明しいざ出発。広場にはニホンタンポポ、シロツメクサが一面に咲き、縁にはつつじが咲いて見事な花園。花の指輪や髪飾りを作って子どもたちにプレゼントすれば、子どもたちは大喜び。
大きく成長したサクラの幹に、オビカレハの幼虫数匹がもごもご動いている。手にとってみんなで見る。薄青色の地に黒と橙色の縦縞がついてなかなかのおしゃれ。マツバウンラン、ニガナ、ジシバリがそれぞれ群落をつくって咲いている。ニセアカシアの梢でコゲラが盛んに枝をコツコツ。双眼鏡で見ていた人が「あっ!エサを食べた」の声。皆さん一斉に注目。コゲラの行動を追った。藤の花の甘い香りにクマバチやモンシロ、アゲハが飛来、ハナムグリも花房にもぐっている。親水桟橋をゆっくり進むと、5メートル程先の岸辺の草地にヌートリアが堂々と草を食んでいる。口周りの立派な長いひげまでよく見える。近くでもう一匹が見られ、ここを棲みかにしているようだ。更に近づくとのそりと水中へ入り、葦の間を顔をあげて器用に泳いで行った。
多くの虫やチョウに会え、美しい野の花とともに楽しい一日を体験しました。(記・畠)
【観察した生き物】
◎植物
タンポポ(ニホン、セイヨウ)、ハコベ、カラスノエンドウ、スイバ、ギシギシ、ヒメジョオン、ツツジ、トベラ、ノイバラ、ニワゼキショウ、ヘビイチゴ、タブノキ、スイカズラ、ヤナギ、マツバウンラン、アメリカフウロ、ヤエムグラ、ヒサカキ、カタバミ 他
◎昆虫
ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ、ツマキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、クマバチ、ナミテントウ、コアオハナムグリ、
◎鳥
コゲラ、ウグイス、カワウ、アヒル、ハシブトカラス、ドバト
◎その他
カダヤシ、ヌートリア、ミシシッピーアカミミガメ 他
【観察会の様子】
【左】主催者の挨拶 【右】今日の見どころをお話しています。
【左】観察をしながら園内を移動 【右】4
【観察会続き】
【左】5 【中】6 【右】7
【左】8 【中】9 【右】10
【左】11 【中】12 【右】13
【左】14 【中】ニワゼキショウ(アヤメの仲間で外来) 【右】オオイヌノフグリ(外来)
【左】タンポポ 【中】アカメガシワ 【右】ニガナ
【左】日陰のヒメオドリコソウ?(外来) 【中】シロツメクサ 【右】ナノハナ
【左】ミドリハコベ 【中】ヘビイチゴ 【右】マツバウンラン(外来)
【左】ベニシジミ 【中】ベニシジミ 【右】ツバメシジミ
【左】アオスジアゲハ 【中】マイマイガ 【右】31
【左】32 【中】ヒゲナガガ類の仲間 【右】ナナホシテントウムシ
【左】テントウムシ蛹 【中】キオビクビボソハムシ(知多半島初記録と思います) 【右】クロヒラタヨコバイ
【左】キリギリス幼虫 【中】ヒメフンバエ 【右】40
【左】ユスリカ類 【中】ハグロケバエ?♂ 【右】クロヤマアリ
【左】メスアカケバエ?♂ 【中】クマバチ 【右】セグロアシナガバチ雌
【左】イラガの仲間の踊室? 【中】ネコハエトリ? 【右】カラスの巣?
【左】ハシボソガラス 【中】コゲラ 【右】ヌートリア
池で泳ぐヌートリア
アルバムへ
トップページへ