【行事名】 春の野の花と虫さんたちに会いに行こう

【日 時】 2011年4月17日(日) 9:30〜11:40
【場 所】 武豊町別曾池公園とその周辺
【天 気】 晴れ
【担 当】 鈴木、古川
【参加者】  大人7名、子供6名
      (会員:鈴木樹、古川、原、畠、平松俊、牧野靖)
【内 容】
 今日は晴れ。ただ風が有りちょっと肌寒さを感じる。桜が終わってようやく緑の芽が吹き出した。5歳から70歳までの一行19人。タモを持った子供が4人居て、お互い草原を探るように振る姿が愛らしい。生まれたてのバッタ類がぴょこぴょこと跳んだ。モンシロ、ツマキチョウも姿を見せる。
 アケビの雄花・雌花を観察。ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、タンポポ2種、スズメノヤリ、テッポウ、カタビラ、エンドウなど定番植物がにぎやか。ヤシャブシの実と若葉のコンストラストがいい。スズメノテッポウの笛は今年も健在。往年の少女が上手に鳴らす。子どもたちも挑戦し、見事音を出す。古川先生がギシギシの天ぷらを用意してきてくださって試食。皆さん味をしめた模様。セイタカアワダチソウもおいしいらしい。来年は春の野草の試食会をしてはどうか と話がはずむ。
 ウグイス、メジロ、コゲラの声、たんぽぽの指輪などなど、いっぱい春を感じました。
【観察した生き物】
◎昆虫
 ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、トラフシジミ、モンシロチョウ、キチョウ、ツマキチョウ、ナミアゲハ、ナナホシテントウ、モモブトカミキリモドキ、コガタルリハムシ幼虫、ツチイナゴ、キリギリス幼虫、マルカメムシ、ナガメ、カメムシ類幼虫、キリウジガガンボ類、オオユスリカ、ヒメフンバエ、ハナアブ、シマハナアブ、アシブトハナアブ、マメヒラタアブ類、オオクロバエ、セスジハリバエ、ハバチ類、ハラナガツチバチ類、ハナバチ類、セイヨウミツバチ、クロヤマアリ、モリチャバネゴキブリ、
◎植物
スギナ、オランダミミナグサ、カラスノエンドウ、トウカイコモウセンゴケ、セイヨウカラシナ、タネツケバナ、オニタビラコ、コオニタビラコ、ハコベ、ヤエムグラ、シロツメクサ、オニノゲシ、イタドリ、ニホンタンポポ、セイヨウタンポポ、ニガナ、シロバナタンポポ、ハハコグサ、ノミノフスマ、コシダ、タラ、ギシギシ、ユズリハ、オオイヌノフグリ、チチコグサ、ヘビイチゴ、ホトケノザ、スミレ、キウリグサ、スズメノヤリ・テッポウ、カタビラ、ヤシャブシ、ヒメヤシャブシ、ヒメオド、リコソウ、アケビ、ミツバアケビ、ヤマツツジ、レンゲ、ハンノキ、スイバ、サンキライ、ニシキギ、
【観察会の様子】

【左】ベニシジミ
【中】オオユスリカ(ユスリカの幼虫は赤虫と呼ばれ釣りのえさになります)
【右】ハバチ類


【左】キリギリス幼虫(背中両側が黒っぽいのがキリギリス幼虫、真ん中が茶っぽいのがヤブキリ幼虫です)
【中】ハラナガツチバチ類(コガネムシ類の幼虫を狩って幼虫のえさにします) 
【右】ナナホシテントウ 


【左】キチョウ
【中】マルカメムシ(集団越冬していたみたいです)
【右】ナガメ(菜に付くカメムシです)


【左】マメヒラタアブ類
【中】モモブトカミキリモドキ(タンポポの花にたくさん止まっていました)
【右】シマハナアブ(ハナアブに似ていますが胸に縞があります)


【左】ツマキチョウ♀(春のチョウで毎年見るのを楽しみにしています)
【中】ツバメシジミ
【右】アシブトハナアブ


【左】ハナバチ類
【中】ハナアブ 
【右】ツチイナゴ


【左】トラフシジミ(知多半島ではあまり見ません)
【右】セスジハリバエ(林道脇の地面すれすれを何匹も飛び回っていました)


アルバムへ   トップページへ