【行事名】 ミサゴやカモメ、チドリ、カモなど海鳥を見よう
【日 時】 2011年1月23日(日)9:30〜11:50
【場 所】 名鉄河和口駅前海岸
【天 気】 晴れ
【担 当】 古川、鈴木
【参加者】 一 般  18名(大人11名、子供7名)
      (指導員 古川、鈴木、森田博、河原、畠(記))
【内 容】
 年末から時には雪混じりの冷たい日々が連続してきたが、今日は珍しくぽっかりと穴のあいたような、このところなかった暖かい日になった。
 堤防の波返しを越えて砂浜側に出ると、穏やかな波打ち際にカモの一団が。さっそくスコープで覗くと、頭が赤茶色で小型のヒドリガモであった。
 子供たちにかわるがわる覗いてもらった。「見えた!」「きれい!」と感嘆の声。興味を持ってもらうに十分手ごたえあり。
 少し進むと砂浜にツグミが3羽ほど、エサを求めてちょんちょんと両足跳びで移動してはくちばしで何かを突っつく動作。すぐそばの波打ち際にはハマシギ40羽ほどが一列に並んでいて、歩いたり地をつついたり。
そうこうするうちユリカモメ6、70羽がやってきた。水上でしばらく飛び交い、一斉に水際に降りた。実によく統率された様(さま)であった。
 堤防の外側つまり陸側の林には、ジョウビタキや、メジロ、ビンズイ、セグロセキレイなどが姿を見せ、我々の目を楽しませてくれた。
 「期待したのにミサゴが見えない」と一人の少年。必ず居た定置網が無くなり、大人もちょっと寂しい気持ち。また海岸には打ち上げられているはずの青のりや海藻が全く無い。磯焼けが進んでいるかと心配される。

【主な観察種(文中含む)】
 ヒドリガモ、トビ、カワウ、ハシブトカラス、ジョウビタキ、ユリカモメ、ツグミ、イソシギ、ハマシギ、シロチドリ、ビンズイ、オオセグロカモメ、ヨシガモ、ムクドリ、ハクセキレイ、カワラヒワ、キンクロハジロ、ミミカイツブリ、ハシボソカラス、モズ、メジロ、セグロセキレイ、ミサゴ(開会前に上空を沖へ飛んだ)
 以上23種
 なお今回ウミアイサ、カンムリカイツブリなどが見られなかった。

【観察会の様子】