【行事名】 「どんぐりを知ろう」セレトナの森の研究室F
【日 時】 2012年10月21日(日) 9:30〜11:30
【場 所】 大府市自然体験学習施設二ツ池セレトナ
【天 気】 晴れ
【担 当】 吉川洋 、村瀬
【参加者】 一般大人8人、子供10人+セレトナ職員島田 落合
(指導員:吉川洋 村瀬 今西 )
【内 容】
講義30分 野外観察約1時間 まとめ30分
吉川指導員から、色々なドングリの画像や実物を見て、日本各地で見られるドングリについての話がありました。講座の日程と散策時の注意を聞いてから、ドングリ探しに出かけました。
【観察会の様子】
学習室を出て、セレトナの「子供広場」でクヌギのドングリや殻斗拾いをしました。ウバメガシの木にはまだ緑色のドングリが実っている様子も観察出来ました。散策路を歩きながら、コナラのドングリを拾いました。今年の二ツ池公園ではドングリの実りが少なく、例年のように「足の踏み場がない」ほどの実りが期待できませんでした。平戸池周辺では市民団体の協力で植えられたドングリの木が観察できました。増田池の近くにあるシラカシのドングリもまだ緑色で、茶色くなって落ちるのは11月に入ってからだという話が実証できたました。池の近くではコナラのドングリがたくさん実っている日当たりのよい場所があり、そこではたくさん拾うことが出来ました。学習室に戻って来るまでには子供たちが持っている袋にはたくさんのドングリが入っていました。「重いから持ってみて〜」「僕も拾ったよ」と子供たちのうれしそうな声が散策路に響いていました。最後に、学習室でまとめの話を聞き、焼きマテバシイの試食をして終わりました。
【反省会から】
○ドングリにはいろいろな種類があることが分かって面白かった。(参加者アンケートから)
○ドングリ以外にも、いろいろな虫に出会えて楽しかった。(参加者アンケートから)
○カシワのドングリを初めて見た。(参加者アンケートから)
○ドングリを食べられて良かった。(参加者アンケートから)
○ドングリがたくさん拾えてよかった。(参加者アンケートから)
○来館者の方からドングリについての質問がたくさんあったので、回答書を作成。
○室内での講義内容を参加者の年齢にあわせたほうがよかった。(記・村瀬)
【観察した生き物】
◎植物
主なドングリ:クヌギ、ウバメガシ、コナラ、シラカシ
◎昆虫
オオセンチコガネ、マイマイカブリ、カシノナガキクイムシの食痕、
◎鳥
冬鳥(マガモ、オカヨシガモ? キンクロハジロ、ジョウビタキ死体)も飛来 が、まだ夏鳥のコアジサシ(羽根が少し灰色がかっている)も小魚を捕りに来ていました。
◎その他
マムシの死体