【行事名】 セレトナの森の研究室@ 「植物おもしろ講座」  ●二ツ池セレトナ主催

【日 時】 2012年 4月15日(日)9:30〜11:30
【場 所】 大府市自然体験学習施設二ツ池セレトナ
【天 気】 晴れ
【担 当】吉川洋 村瀬
【参加者】一般 大人 8人、子供 5人
   (指導員:吉川洋 村瀬)
【内 容】
 開始前に館長から「セレトナの森の研究室」について、年間を通じて「セレトナ」の自然を感じる観察会に参加してほしい、パンフレットにスタンプを集めるとプレゼントあり、注意事項などの説明がありました。
 はじめに吉川指導員から「シュロ(ワジュロ・トウジュロ・アイジュロ)」「ナツメヤシ(果実デーツ)」「ココヤシ」などシュロやヤシの仲間の果実や葉の利用方法・繁殖手段の違い、お話を聞きました。いろいろな画像から日本国内に限らず海外まで旅行をした気分を味わえる楽しい話でした。その中から本日の観察ポイントとなる「鳥や虫、小動物に関わる繁殖方法」を画像で紹介してもらいました。そのあとで、野外観察に出かけました。
 講座の内容
 座学30分  野外観察約1時間  まとめ30分
 葉ボタンの花の試食、いろいろなさくらの蜜腺探し、ツバキの蜜なめ、イラガのまゆに潜むハチの仲間の幼虫、モチノキの雌雄株くらべ、カクレミノの葉の形くらべと樹液に注意、林床に生える木の子供たちさがしなど森の中を歩いて鳥や虫が植物たちと利用されたり利用したりして生活をしていることを体験を通して楽しく知ることが出来ました。いろいろな画像から補足説明もしてもらいました。さらに鳥や虫の目線から見た自然をもう一度見直してほしい、一方的に人間の立場から排除してしまうことをも考え直してほしいとまとめました。
 また、島田館長の計らいから、セレトナ所有の実体双対顕微鏡ファーブルをつかって、サクラの蜜腺の蜜の出ているものと無いものを比較観察をする事も出来ました。
【反省会から】
○お天気にも恵まれ、散策道だけでなく林床にも入って観察をができてよかった。(参加者アンケートから)
○開始時に今日の日程説明が欲しかった。いつまで座学なのか、野外観察はいつかがわかった方が良い。(記・村瀬)

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