【行事名】
奥田海岸で水辺の生き物を探そう(なごや環境大学)
【日 時】
2011年7月31日(日) 9:30〜12:00
【場 所】
美浜町山王川河口干潟 奥田海岸砂浜干潟
【天 気】
晴れ
【担 当】
森田博、永田
【参加者】
一般 28名
(スタッフ:森田博・永田・浅井聡・大矢晃・大矢美・降幡・山本辰・岩橋・渡辺・名古屋支部指導員2名)
【内 容】
朝から好天に恵まれたこともあり、多くのみなさんの参加があって盛況な観察会となった。内容は昨年と同様に、山王川河口で干潟の貝やカニの観察、奥田海岸で砂浜の生き物の観察を行った。干潟の貝やカニとしては、ウミニナ、ヘナタリ、フトヘナタリ、オキシジミ、チゴガニ、コメツキガニ、ヤマトオサガニ、タカノケフサイソガニなどを観察したが、森田指導員の話によるとチゴガニやコメツキガニが今年は減ってしまったそうで、ウエービングの様子はあまり観察することができなかった。一方砂浜では、シオフキやマテガイが砂に潜る様子や、マメコブシガニが縦に歩く様子などを観察した。今年は夏になって早々に台風の接近もあって、その影響からか普段よりあまり生き物が見られなかったが、参加された家族は海の生き物に触れ、楽しい経験ができたと思う。なお、観察会前の集合時には、永田が自宅のシマトネリコから採集したカブトムシの配布も行い、子どもたちに好評であった。(記:永田)
【観察した生き物】
◎魚類
メジナ、ヒメハゼ
◎甲殻類
マメコブシガニ、イソガニ、タカノケフサイソガニ、ニホンスナモグリ、チゴガニ、コメツキガニ
◎貝類
ヒザラガイ、ツメタガイ、アサリ、シオフキ、イシダタミ、イボニシの卵嚢、サルボウ、ツメタガイの卵、マテガイ、ウミニナ、ヘナタリ、フトヘナタリ、オキシジミ、カガミガイ
◎その他
ハスノハカシパン、タマシキゴカイの卵、イワムシ、ダイコンイソギンチャク、ダイダイイソカイメン、クロイソカイメン
◎海藻類
アナアオサ、オゴノリ
【観察会の様子】
【左】JA・BK奥田支店Pに集合 【右】山王川河口干潟で観察
【左】広い干潟が現れました。 【右】最後に見られた生き物のまとめをしました。
【観察会続き】
最初に生き物観察についてのアドバイス
【左】採集した生きものを持ち寄りました。 【中】砂の中の生きものを観察 【右】潮溜りの生きものを観察
【左】集合場所にカブトムシのプレゼントがありました。 【中】ダイダイイソカイメン 【右】クロイソカイメン
【左】ナミイソカイメン? 【中】アカクラゲ 【右】ミズクラゲは刺さないよ
【左】ヨロイイソギンチャク、貝殻をたくさん付けています。 【中】タテジマイソギンチャク 【右】ダイコンイソギンチャク
【左】イワムシ 【中】タマシキゴカイ(クロムシ)の卵塊(左)と糞(右) 【右】ツバサゴカイの巣
【左】カンザシゴカイの仲間 【中】ケハダヒザラガイ 【右】ヒザラガイ(上)とカリガネエガイ(下)
【左】左からヘナタリ、ウミニナ、フトヘナタリ? 【中】タマキビとアラレタマキビ(小さく青白い) 【右】スガイ
【左】イボニシと卵 【中】ツメタガイの卵(上)とツメタガイの貝殻 【右】死体に群がるアラムシロガイ
【左】アカニシ 【中】ヨメガガサ 【右】マツバガイ
【左】ウノアシ 【中】海岸に落ちている貝殻 【右】オキナガイ
【左】オキシジミ 【中】カガミガイ 【右】マテガイ
【左】ハマグリ 【中】カキ 【右】アサリ
【左】シオフキ 【中】42 【右】ヒザラガイ(上)、カメノテ(下)
【左】イワフジツボ 【中】エサを捕っているヤマトオサガニ 【右】チゴガニのダンス
【左】コメツキガニの砂球 【中】外来のフジツボ? 【右】ヨコバサミの仲間
【左】ホンヤドカリ 【中】イシガニ 【右】52
【左】イソガニ 【中】ガザミ 【右】タカノケフサイソガニ♂
【左】スナモグリ 【中】マメコブシガニ 【右】フナムシ
【左】ウンモンフクロムシに寄生されている。 【中】60 【右】バフンウニの殻
【左】シロボヤ 【中】マハゼ 【右】マハゼ
【左】ナベカ 【中】ギマ 【右】シマイサキ?
【左】メジナ? 【中】コザギ 【右】オゴノリ
【左】アナアオサ 【中】アマモ(別名リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ) 【右】ハマゴウ
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