【行事名】 冬鳥と旅鳥・カワウの子育観察
【日 時】 2011年2月19日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 美浜町体育館P⇒鵜の池
【天 気】 晴れ
【担 当】岩井、永田
【参加者】 大人6名
(会員:岩井、永田、河原、森田博)
【内 容】
毎年3月に行っている観察会を今年は、冬鳥が帰ってしまう前にということでこの時期に行いました。そのため、多くのカワウは巣作りの真っ最中でしたが、早めにつがいになったカワウは、しっかりと子育ての様子を見せてくれました。岩井指導員の話による「カワウの首筋に見られる白い婚姻色は、巣の中の卵を目立たなくするため。」という話には、参加者一同納得でした。鵜の池には新しい橋が架けられ、観察ポイントが増えていました。まだまだ寒い風に吹かれながら、双眼鏡を覗いていると、上空にはノスリの姿が。また、鵜の池の水面にはたくさんの水鳥を見ることが出来ました。この日は運良く、美浜では滅多に見られないミコアイサと、珍鳥のメジロガモを見ることが出来ました。メジロガモの飛来は鳥仲間の中で情報が流れているらしく、はるばる千葉県から来たという人もいたりして、いつになく鵜の池の展望台は賑わっていました。そんな落ち着かない周囲の様子に水鳥たちも警戒しているのか、個体数は少なかったように思います。例年同じコースで観察会を行っていますが、いつも見られる鳥が違っていてとても興味深く感じています。来年も今年と同じ時期に観察会を予定していますが、一年後はどんな鳥たちと出会うことが出来るのか、今から楽しみです。(記・永田)
【観察した生き物】
◎鳥
カワウ、シロハラ、カシラダカ、ツグミ、ハシブトガラス、ウグイス(声)、アオサギ、ノスリ、ジョウビタキ、モズ、アオジ、メジロ、ヒヨドリ、マガモ、ハシビロガモ、ミコアイサ、キンクロハジロ、ホシハジロ、メジロガモ
【観察会の様子】
【左】カワウの子育て 【右】目の前をカワウが飛んでいきます。
【左】鵜の池に新しく架けられた橋 【右】双眼鏡を手に観察しています。
【観察会続き】
【左】ノスリ
【中】水面には水鳥たちが
【右】ミコアイサ(♂)…別名パンダガモ
【左】ミコアイサ(♀)
【中】メジロガモ(正面…毛並みがつややか。)
【右】メジロガモ(横から…おしりの白さが目立ちます。)