【行事名】 春を感じている生き物たちに会おう
【日 時】
2011年3月26日(土) 9時30分〜12時00分
【場 所】
東浦高校北
【天 気】
晴れ
【参加者】
指導員(降幡、榊原正、中井康、山田公、竹内秀、岩本)
【内 容】
風が強く肌寒く感じました。桜はまだまだ感じです。東浦高校の北の水田や林のふちの小道を歩きながら林の中に入りました。林の中では、頭上ではタケや樹木が触れ合う大きな音がするのに風がなく、落葉樹のもとは暖かく快適です。センブリがロゼットから立ち上がろうと成長を始めていました。他で見かけなくなりましたので残したい植物です。一部ではウスノキ、ヤマツツジ、フモトスミレなど見られ、こういうアカマツの林も残したい所です。地面に陽が射さなくなるとこれらは消えていってしまいます。そして、すぐそばまでタケが迫っています。
ヒサカキの花がたくさん咲いていました。雄花と雌花、お株と雌株があるのか、赤みが強い花と黄色っぽい花、大小などを比較してみました。雄花の方が大きく、おしべの葯が多数あるのでそれとすぐわかる。花弁の色には関係がない。お株と雌株がありそうな・・?。カマキリの卵塊が多数見つかり、味見?をしました。生卵の黄身のような、塩味のようなたんぱく質の味です。スミレが3種類、タチツボスミレ、スミレ?、フモトスミレが見られた。
【観察した生き物】
◎植物
ヒサカキ、センブリ、ウスノキ、ヤマツツジ、フモトスミレ、カラスノエンドウ、シロツメクサ(花は無)、オランダミミナグサ、オオイヌノフグリ、タチツボスミレ、スミレ?、タネツケバナ、ナズナ、ホトケノザ
◎昆虫
ナナホシテントウ、カマキリの卵塊
◎鳥類
ツグミ、
【観察会の様子】
【左】指導員だけの参加なので思い思いの活動 【右】同左続行。センブリの保護活動をする人も…
【左】クロコブタケ 【右】ヒサカキ(雌雄異株)の雌花(♀左)と雄花(♂右)
【続き】
【左】オオカマキリの卵のう 【中】同左の縦割り…タマゴが幾層にも積み重なって 【右】同左…タマゴ1ヶ
※このタマゴを指導員一同で試食しました。なかなか濃厚な味。イクラの味に似ている…とその場では決定