【行事名】 水田や水路の生き物

【日 時】 2012年9月1日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 知多市地域文化センター周辺の水田と神田川
【天 気】 晴れ
【担 当】大野、蔦谷
【参加者】32名
   (指導員:金内、浅井一、蔦谷、大野)
【内 容】
 上空に寒気が入っているとの天気予報で、気温は高かったが風があって少しは助けられました。地域文化センターから水田の間の細い道を、周りを観察しながら神田川の観察ポイントを目指して歩きました。この道は道幅が狭いにもかかわらず車に通行が多いので注意が必要です。U字溝や水田にはジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)がごろごろいて稲の茎やU字溝の壁にピンクの卵が産みつけられていました。神田川は大きなコンクリートのパイプを横倒しにして上側を切り取ったような構造をしていて脚立やはしごなしではとても上がり降りできません。橋のすぐ下流にはしごをかけ、順々に川に入りました。いったん川に入るともう暑さなど忘れて魚やカニを追いかけます。川の底に沈んでいた鉄パイプを揚げてタモで受けると大きなウナギが取れました。水槽に入れたのですがすぐに尻尾を使って逃げ出し、川にチヤポンと落ちてしまいました。浅井さんの執念が再び別のウナギを捕えましたが残念ながら「逃げたウナギは大きかった」となりました。大人のひざ下程度の水深ですがいろいろな生き物がたくさん取れました。11時少し前に川を上がり、皆さんに紹介して現地で解散しました。(記・大野 )
金内さんの記録
【観察した生き物】
◎魚
  モツゴ、マハゼ、チチブ、トウヨシノボリ、ウキゴリ、ゴクラクハゼ、カダヤシ、ブラックバス、ドジョウ、ウナギ
◎エビ・カニ
 テナガエビ、ミゾレヌマエビ、アメリカザリガニ、モクズガニ、クロベンケイガニ
◎貝
 マシジミ、イシマキガイ、スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)と卵
◎その他
 コオイムシ、シオカラトンボのヤゴ、ヌマガエル、ハグロトンボ、アゲハチョウ
【観察会の様子】
 
【左】車も通る狭い道を楽しく現地へ      【右】ビーチパラソルで華やかに  

   
【左】スクミリンゴガイの卵           【右】スクミリンゴガイ


【観察会続き】

【左】ハグロトンボを捕まえた            【中】ブラックバスの背            【右】ハゼの仲間と


【左】カニ、エビの仲間            【中】カダヤシ              【右】モツゴ


【左】ブラックバス            【中】テナガエビ           【右】ゴクラクハゼ


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