【行事名】
海辺の生き物 (知多市地域文化センター主催)
【日 時】
2012年6月30日(土) 9:30〜11:30
【場 所】
知多市新舞子海岸 (カマボコ便所付近の干潟)
【天 気】
晴れ、約25℃、月齢10.4、干潮8:47、長潮
【担 当】
中井康、平田
【参加者】
一般47名 (大人18名、小人29名)+ (主催者:林、平木)
(指導員:中井康、平田、吉房、森田琢、門脇、岸本、森田博、浅井一、降幡)
【内 容】
梅雨晴れに誘われて60人近くが集合した。「色のついたクラゲには毒がある」「水にぬれた皮膚は傷つきやすい」「獲物はバットに分けて入れる」など先ず、写真パネルを見ながら注意事項を聞いた後、海辺へ移動する。
子供たちが次々に貝・エビ・カニを捕まえて来る。中学年の男児らはいつの間にやら半ズボンひとつになって時間の過ぎるのも忘れているようだ。
バットの中ではコブシガニが同居の生き物を堂々と食い散らすという、したたかさを見せつけていた。
11時過ぎ、浜辺に並べたバットに集められた生き物について、一つひとつ説明を聞いた後解散した。
■ 会員が用意した水槽や熊手が大活躍をした。
■ 消波ブロックの隙間から、ピンセットでカニを掴み出すことを覚えた男の子がいた。
■ 本日は生き物の種類が比較的多かった。(記・平田 )
【観察した生き物】
◎魚
ヒメハゼ(体側に点々模様)、フグのあかちゃん、ボラのなかま、ミミズハゼ(年中どこにでもいる)
◎エビ・カニ
アナジャコ(藤前干潟に多くいる。)、イシガニ(危険)、エビジャコ、オサガニ、コメツキガニ(砂団子)、スジエビモドキ、タカノケフサイソガニ、ニホンスナモグリ、マメコブシガニ(前へ歩く)、モクズガニ、ユビナガホンヤドカリ
◎貝
アカガイ(放射肋42本)、アサリ、アラムシロガイ(海の掃除や)、イシダタミガイ(模様が石畳の様)、イボニシ(青紫色染料に使える。但しニオイ抜きが面倒)、イワフジツボ、クチバガイ、サルボウ(放射肋32本)、シオフキガイ、ソトオリガイ、ハマグリ、ヒバリガイ、マガキ、マテガイ、ムラサキイガイ(糸を出して固まる)
◎ゴカイ類ほか
、イワムシ、チロリ
◎海藻
アナアオサ、オゴノリ
◎その他
フナムシ、タテジマイソギンチャク、ヒモイカリナマコ、ヘラムシのなかま、ワレカラのなか ま、ヨコエビのなかま
【観察会の様子】
【左】観察地の様子 【右】生き物説明
【左】生き物にふれる子どもたち 【右】ミニ水族館
【観察会続き】
楽しかったです
【左】事前解説 【中】観察開始 【右】海水の中も観察
【左】大きな貝が出てきたよ 【中】フジツボがたくさん付いている 【右】魚が泳いでいた
【左】小さな虫がいたよ 【中】色々、集まりました 【右】触ってみました。
【左】セイゴ 【中】ヒメハゼ 【右】ヒメハゼ
【左】ハゼ 【中】ボラ 【右】ミミズハゼ
【左】フグの仲間? 【中】モクズガズガニ 【右】ユビナガホンヤドカリ
【左】マメコブシガニ上雄、下雌 【中】マメコブシガニ。上雌、下雄 【右】スナモグリを食べるマメコブシガニ
【左】コメツキガニ 【中】タカノケフサイソガニ 【右】エビジャコ
【左】スジエビモドキ 【中】卵を持ったニホンスナモグリ 【右】マガキに付いたフジツボ(シロスジ?)
【左】ワレカラ 【中】ソトオリガイ 【右】サルボウガイ
【左】ハマグリ 【中】マテガイ 【右】流れ着いたヤマトシジミの殻
【左】シオフキ 【中】ムラサキイガイ(左)と右のミドリイガイいずれも外来 【右】アラムシロガイの貝殻を利用しているヤドカリ
【左】32 【中】ヒモイカリナマコ 【右】マガキに付いたタテジマイソギンチャク
【左】オゴノリ 【中】アナアオサ 【右】砂浜に漂着したオニグルミの発芽
【左】コメツキガニのスナダンゴ 【中】左からアサリ、シオフキ、サルボウガイ 【右】90
【左】チロリ 【中】アナジャコ 【右】ゴカイの仲間
フナムシ
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