【行事名】
「灯火に集まる虫とヘイケボタルの観察」 梅の館
【日 時】
2012年6月22日(金) 19:30〜21:00
【場 所】
知多市 梅の館
【天 気】
曇
【担 当】
小島、角正
【参加者】
大人13名 子供16名 梅の館職員1名
(指導員:小島、吉房、平松俊、山本辰、降幡、中井康、霜鳥、大野)
【内 容】
多くの方は、ヘイケボタルを見るのを目的に、参加して下さっているので、いない場合には、がっかりされるだろうと思い、我が家で飼育しているヘイケボタルを、虫かごに入れて、持って行った。その心配をよそに、信濃川沿いで、20匹位、例年観察する田んぼ沿いには、何匹も飛んでいるのが見えた。一人で3匹も手で捕らえた子がいて、大喜びであった。以前に比べると少ないが、昨年より多くてほっとした。将来のことを考えて、子供に「ホタルが、来年も出るように、見るだけにしようね。」と優しい言葉がけをしている親御さんの声が、とてもうれしかった。 その後、梅の館に戻り、灯火採集した、昆虫の説明を、小島さんと平松さんから聞いた。気温が低く、風があるので、ドウガネブイブイ以外は、小さな昆虫ばかり。「カミキリモドキの体液には、毒があるというお話に、熱心に聞き入り、実物を親子で、確認していた。 観察会終了後、希望者だけ、ふれあい佐布里ホタルの会が、ヘイケボタルの幼虫を放流した、多度神社へ案内した。(記:吉房)
【観察した生き物】
◎昆虫
メイガ類、シャクガ類、ヤガ類、イラガ、ヒトリガ類、キバネカミキリモドキ、ユスリカ、ドウガネブイブイ、ナミテントウ、アブ、ヒロヘリアオイラガ、ビロウドコガネ類、ハエ、アオバアリガタハネカクシ、セマダラコガネ、アオカミキリモドキ類、キイロサシガメ、コガタシマトビケラ類、アオヒゲナガトビケラ、ツマクロヨコバイ
◎そのた
ゲジ、ヤスデ、ナメクジ
【観察会の様子】
【左】ホタルの観察方法の説明 【右】ナイトハイクで虫さがし
【左】ホタルが飛び立ちました 【右】田んぼの中に虫がいました
【観察会続き】
【左】たくさんホタルが観察できました 【右】ホタルが手の上に乗りました
【左】右も左もたくさんホタルが出ていました 【中】ヘイケボタル 【右】左、ヘイケボタルの雄。右が雌
【左】ルリゴミムシダマシ? 【中】ユミアシゴミムシダマシとヒイロタケというキノコ 【右】キバネカミキリモドキ
【左】ドウガネブイブイ 【中】セマダラコガネ 【右】アオカミキリモドキ類(カミキリモドキには体内に毒をもつ種がいるそうです
【左】コメツキの仲間 【中】オオクチキムシ 【右】オオヒラタゴミムシ?
【左】ウスキツバメエダシャク 【中】ヤガ類 【右】イラガ
【左】ヤガ類? 【中】ガ類 【右】ヤガ類
【左】アカマダラメイガ 【中】ヤガ類 【右】ヒトリガ類?
【左】メイガ類 【中】ガ類 【右】ヤガ類?
【左】オオウスベニトガリメイガ? 【中】ヒメホシキコケガ 【右】アカエグリバ
【左】メイガ類 【中】ヤガ類 【右】キハラゴマダラヒトリ
【左】オオハガタナミシャク 【中】モリチャバネゴキブリ 【右】バッタ類幼虫
【左】ヒシバッタ 【中】アオヒゲナガトビケラ(体の倍以上ある長い触覚をしています。大きな前足のような小顎鬚が特徴です) 【右】ヨコバイ類
【左】ウシアブ類(血をすうのは産卵のためだそうで、雄は血を吸わないようです) 【中】ガガンボ類とユスリカ類 【右】ノミバッタ
【左】ケナガセマルキスイ?(体長約1.7ミリ) 【右】オオメホソナガクチキ?(コメツキダマシ類かも)
【左】ゲジ 【中】ヤスデ 【右】ナメクジ
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