【行事名】
灯火に集まる虫とヘイケボタル 知多市地域文化センター主催
【日 時】
2012年6月15日(金) 19:00〜20:20
【場 所】
知多市 旭公園〜大同大グラウンド
【天 気】
曇り
【担 当】
平田、岸本
【参加者】
一般34名 (大人14名、小人20名、13家族)
(指導員:平田、岸本、平松俊、大野、霜鳥、吉房)
【内 容】
日が沈むころ(と言っても、曇天で太陽は拝めないが)、捕虫網を手にした子供たちがスタート。暗さが増すにつれ、懐中電灯の光りと子供たちの声がだんだんと活気を帯びてくる。鳥やカエルの声が聞こえる園内の樹林でいくつかの昆虫などに遭遇。「コクワガタをゲットした」との歓声も。
一般道を横断し、灯火採集の森へ向かう田圃を過ぎると、昼なら恰好の緑陰であろう木立のトンネルは漆黒の闇。20段ほどの階段を昇った広場に灯火採集の水銀灯が輝く。360度見回しても人口の光はコレだけという不思議な空間に発電機のエンジン音が響いている。
その頃、パラパラと雨が落ちてくるうえ、「ホタルはさっぱり・・・・」という連絡が入り、全員ガッカリする。灯火に集まる虫と樹林で捕まえた虫の説明を受けた後、解散した。
■小さい子供が多かったので夜の公園、野山を怖がる子もいるのではと思いましたが、皆、虫さがしに夢中になっていました。
■ヘイケボタルはグラウンド東の雑木林を隔てた田圃の脇に出る。ホタルの存否に拘わらず、夜中の雑木林を横切るという冒険を子供たちはむしろ期待していたかもしれない。(記・平田 )
【観察した生き物】
◎昆虫
ナイトハイク:
ツマグロヒョウモン、ゴミムシ類、コクワガタ、スジコガネ、クリイロコガネ、ヒゲコメツキ、キマダラカミキリ、キマワリ、ユミアシゴミムシダマシ、モリチャバネゴキブリ
灯火:
メイガ類、ヤガ類、シャクガ類、アオイラガ、オオミズアオの仲間、オオヒラタゴミムシ、クロコガネ類、セマダラコガネ、ドウガネブイブイ、クシコメツキ類、キマダラカミキリ、ナミテントウ、ヨツボシケシキスイ、キバネカミキリモドキ、ツヤアオカメムシ、ヒメホシカメムシ、ツマグロヨコバイ、ヒシウンカ類、コガタシマトビケラ類、ユスリカ類、ハラキンミズアブ類、ハエ類、ヒメバチ類、オオズアリ類
【観察会の様子】
【左】 1 【右】2
【左】 3 【右】4
【観察会続き】
【左】006 【中】015 【右】ヤガ類
【左】ハマキガ類? 【中】エダシャク類 【右】シャクガ類
【左】ウスキツバメエダシャク 【中】セスジナミシャク 【右】スジベニコケガ
【左】アオイラガ 【中】アツバガ類 【右】フジロアツバ?
【左】004 【中】ユミアシゴミムシダマシ 【右】ヒゲコメツキ?
【左】キマダラカミキリ 【中】ドウガネブイブイ 【右】ヨツボシケシキスイ(灯火に来るのをあまり見ません)
【左】 オオヒラタゴミムシ? 【中】ユミアシゴミムシダマシ 【右】クリイロコガネ(クロコガネ茶色型とは上翅の隆起が少ない
【左】セマダラコガネ 【中】ツヤアオカメムシ 【右】ヒシウンカ類
【左】バッタ類幼虫 【中】モリチャバネゴキブリ? 【右】コガタシマトビケラ類
【左】イセノナミマイマイ 【右】ダルマガエル
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