【行事名】
JX日鉱日石製造所の自然
【日 時】
2011年11月19日(土) 9:30〜11:30
【場 所】
知多市JX日鉱日石エネルギー(株)の湿地と樹林帯/FONT>
【天 気】
雨
【担 当】
吉房 大野
【参加者】
一般 大人 23名 小人 16名 知多市環境政策課 4名 JX日鉱日石 若干名
(会員:古川 中井康 吉房 平田 岩本 小島 岸本 大川 山田絹 降幡 南川 大野)
【内 容】
雨はかなり激しく長靴に傘、更に雨合羽まで着込んでの観察会となりました。それでも大勢の熱心な参加者があったのには感心しました。 会議室に集合して、知多市の挨拶と当事業所の概要や環境政策への取り組みなどの説明がありました。
1 0班に分かれて雨の中を観察に出発しました。最初に40年間も人間の手が入っていない湿地を外側から見ました。クズのつるがいっぱい茂り、その合間からノイバラの実がのぞいていました。赤く色づいた実をいっぱいつけたピラカンサは雨でさらに垂れ下がったように見えました。ナンキンハゼが紅葉し始めていました。ウバメガシの葉の間で赤とんぼがじっと雨に耐えていました。樹林帯の外側はマテバシイやアラカシの実やニシキギの紅葉なども見られましたが、中に入ってしまうと木々は上に伸びてただ見上げるだけとなってしまいました。根元から2本の幹に分かれた大クスノキに40年という年月を感じました。
しかし下の腐葉土を掘り返してカブトムシとクワガタムシの幼虫を見つけた人もいて驚きました。まだ歩けない子供をおんぶして参加されたお母さんや小さな傘、小さな長靴の幼児の参加に雨を恨めしく思いました。樹林帯の出口で記念写真を撮り、会議室に戻って解散しました。(記・大野 )
【観察した生き物】
◎植物
クスノキ、クズ、ノイバラ、セイタカアワダチソウ、ピラカンサ、ハゼノキ、ナンキンハゼ、ウバメガシ、アラカシ、ニシキギ、シャリンバイ、トベラ、マテバシイ、ハンテンボク、アオギリ、シナサワグルミ、ツバキ、シラカシ、サザンカ 、トウネズミモチ、イヌビワ、シロバナサクラタデ、コダチコンギク(外来)、オヒゲシバ?(外来)、ガマ、ヘクソカズラ、クグガヤツリ、 グミの仲間、
◎昆虫
アカトンボ、クワガタムシとカブトムシの幼虫、ハラビロカマキリの卵
◎鳥
ヒヨドリ
◎その他
イセノナミマイマイ、藍藻(ランソウ)の仲間のネンジュモ(イシクラゲ)
【観察会の様子】
【左】アメニモマケズ出発です。 【右】虫さんは草の中に隠れていました。
【左】森の入り口まで来ました。 【右】森に入りました。
【観察会続き】
【左】アメニモマケズ楽しい観察が出来ました。 【右】大きな木がありました。
【左】人手を掛けない自然を試しています。 【中】クズが一面に茂っていました。 【右】鳥さんが植樹したノイバラ
【左】シロバナサクラタデ 【中】コダチコンギク(外来) 【右】ピラカンサ
【左】オヒゲシバ? 【中】ツルマメ 【右】クグガヤツリ
【左】14キク科、不明 【中】ナンキンハゼ 【右】トウネズミモチ
【左】ナンキンハゼ 【中】ウバメガシ 【右】トベラ
【左】ニシキギ 【中】ガマ 【右】マテバシイ
【左】シラカシ 【中】サザンカ 【右】シャリンバイ
【左】ヘクソカズラ 【中】藍藻(ランソウ)の仲間のネンジュモ(イシクラゲ) 【右】ハラビロカマキリの卵
【左】カブトムシの幼虫 【中】イセノナミマイマイ 【右】イセノナミマイマイ
アカトンボが雨をじっと我慢していました。
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